シック・ジャパン / 女性向けカミソリ「シックイントゥイションプラス」がシェア約2割に達する

　シック・ジャパン（株）（本社東京都品川区、手島文雄社長）から新発売された女性向けカミソリ「シックイントゥイションプラス」が、約40億円（ACニールセン調べ）といわれる女性向け替刃式カミソリのマーケットで、既にシェア約2割を獲得している。
　同製品の最大の特長は、ボディソープなしでカミソリによるムダ毛処理ができる点。カミソリの刃の周りをモイスチャーソープで囲っているため、水に濡らすだけでソープ成分が泡立ち、肌あたりが優しく、肌の上を軽くすべらすだけでムダ毛処理ができる。同社によれば、女性の約5割がボディソープを塗ってムダ毛を処理しているため、一手間減らすことができる。同社では、「カミソリには大きく分けて、（1）肌にやさしい、（2）しっかり剃れる、（3）カンタンに剃れる―といったニーズがあり、イントゥイションプラスは特に（3）のニーズを満たすオンリーワン商品だと考えている」（同社マーケティング本部・平賀敦巳プロダクトマネジャー）としている。
　モイスチャーソープには、保湿成分としてシアバター、アロエ、ビタミンEを配合した。うるおいをプラスして、さらに肌にやさしいシェービングを目指している。また、ソープが減ってくると、刃の高さがソープと同じ高さに自動的に調節されるように設計されている。
　さらに、より女性の体のカーブにフィットするよう首振りヘッドを採用。また、女性が利き手以外の手を使ってムダ毛を処理したり、全身の様々な部位に使うことを踏まえて、持ち手が人間工学に基づいた設計になっている。加えて、濡れた手がすべらないようにラバーグリップを用いている。
　モイスチャーソープがなくなった頃に刃を交換すると良い。種類は、「普通・乾燥肌用」と「敏感肌用」の2種類。参考小売価格はホルダー（替刃2コ付）で税込み1260円、交換用の替刃3コ入が税込1155円。
　販路はドラッグストア、GMS、スーパーマーケット、ホームセンター、バラエティストアなど。TVCMを4月中旬から開始するなど、プロモーションにも力を入れている。