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大和薬品 / アラビノキシラン誘導体を用いた健康食品を発売

バイオブラン250 大和薬品(株)(本社東京都世田谷区、二ノ宮泰夫社長)は、米ぬかアラビノキシラン誘導体「バイオフラン®」を使用した製品「バイオブラン250」を、このほど発売した。
 同製品は1粒中に「バイオブラン®」250mgを使用している。「バイオブラン®」は、国産の米ぬかに約5%含まれる水溶性食物繊維、ヘミセルロースBが主原料。ヘミセルロースBはアラビノキシランを主成分とし、食物繊維の中でも構造が複雑で、分子量が比較的小さいという特徴がある。同成分にシイタケ菌(DAIWA-A95菌)を加え液体培養した。培養ろ液に部分精製した炭水化物分解複合酵素を作用させることで分子量を低くし、体内に取り込まれやすい誘導体にした。アラビノキシラン誘導体(MGN-3)はNK細胞をはじめとする免疫系細胞の活性を高め、がん細胞の増殖を抑制する作用がある。
 国内をはじめ、アメリカやヨーロッパなど9ヵ国で特許を取得している同社のオリジナル素材。30ヵ国で販売実績がある。国内外の大学や医療機関などの研究で10年以上のエビデンスを蓄積している。また米ぬかは、日本人が長年食してきたものであり、安全性も高い。
 健康維持のための摂取目安量は1日2~4粒。タブレットタイプで、個別にパックされているため、持ち運びにも便利。免疫力の低下が気になる50~60歳代がターゲットだ。
 同社では「バイオフラン®」を使用した製品「レンチンプラス1000」(顆粒タイプ)と、同原料に、γ-リノレン酸多くを含む月見草オイルを配合した「レンチンプラスガンマー」(ソフトカプセルタイプ)を販売している。両製品ともに10年以上のロングセラーとなっているが、消費者より粒タイプを望む声が多かったため、同シリーズに打錠型を加えた。
 販路はカウンセリング重視のドラッグストアや薬局。税込価格は6825円・50粒。

2006年05月12日 10:00