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マイクコーポレーション / 口輪筋を鍛えてリフトアップする器具が好調

「リフトアップ」 (株)マイクコーポレーション(本社東京都渋谷区、塩田純一社長)の販売する「リフトアップ」が4月度で前月比200%を売り上げるなど好調だ。販路は、バラエティストア、ドラッグストア、他社通販など。
 同製品は、2分間、上唇と下唇にはめて唇を開いたり閉じたりする運動をすることで、口の周囲にある口輪筋を鍛え、リフトアップをはかろうという器具。口輪筋は、顔全体の表情筋につながっているため、口輪筋を鍛えることは顔の筋肉全体を鍛えることにつながる。頬のたるみや二重あごを改善するほか、下がった口角を上げたり、いびきや風邪につながる口呼吸を治したり、無表情な人をイキイキさせる。血行が良くなるため、美肌作用もある。また、ディサスリア(脳障害や脳性麻痺による口音障害)臨床研究会・西尾正輝会長によると臨床の現場でリハビリテーションに使用したところ、涎が止まったなどの改善が見られたという。
 同社が推奨しているトレーニング時間は、1回2分間。鏡を見ながら顔の左右両方の筋肉を同じように動かすように使用した方が良い。また、同社は「1回の使用でも表情が変わるのを実感できます」(塩田典子専務取締役)としている。製法特許出願中だ。
「リフトアップ」 素材には、赤ちゃん用品や医療用具に使用される水添型スチレンイソプレン共重合樹脂を使用、なめても大丈夫な安全性の高い製品となっている。また、使用して痛くない素材ということにも配慮して選定した。煮沸消毒を行うこともできるので衛生面も安心だ。
 種類はノーマルと、強度がノーマルの2倍であるハードの2種類。同社では、最初はノーマルから使用することを薦めているが、売れ行きはハードの方が良いという。税込み価格は双方とも900円。

2006年05月24日 10:00