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フレンテ・インターナショナル / 歯科医ルートで“乳酸菌LS1”配合の健食を発売

 (株)フレンテ・インターナショナル(本社東京都板橋区、小池孝社長)は、ライオン(株)(本社東京都墨田区、藤重貞慶社長)と共同開発した“乳酸菌LS1”を高配合したタブレット「DENT.システマ・オーラルタブレット」を、7月3日よりライオン(株)の歯科医院ルートを通じて発売する。
 同製品の主成分である“乳酸菌LS1”は善玉菌の1種で、日本プロバイオティクス学会理事である東海大学医学部感染症研究室の古賀泰裕教授が発見したもの。悪玉菌を排除し、口腔内の細菌のバランスを健全に保つことで歯周病を抑制する効果を持ち、通常の乳酸菌が発生させる虫歯の原因となる酸を放出しない。その効果は各種臨床試験で実証されており、昨年9月には日本歯周病学会の学会賞を受賞している。
 同製品の開発は、(株)フレンテ・インターナショナルの持つ“乳酸菌LS1”とその製剤化技術、ライオン(株)の持つオーラルケア基礎技術により可能となった。口腔内に長く留まるよう、ゆっくり溶けるタブレットとなっている。両社は今後もエビデンスの取得に努め、トクホとして申請する予定。
 ヨーグルトなどで乳酸菌の力で腸内の細菌バランスを保つという製品はよく見られるが、歯周病抑制に乳酸菌が用いられた製品は同製品が世界でも初めて。

2006年06月14日 10:00