サントリー / シークヮーサーとローヤルゼリー入りリキュールを発売

　サントリー（株）（本社大阪府大阪市、佐治信忠社長）は20日、ローヤルゼリーなど健康素材を用いたリキュール「はちみつと沖縄シークヮーサーのお酒」を全国で発売する。
　同製品は、スピリッツに沖縄産シークヮーサーの果汁を加え、はちみつとローヤルゼリーを配合したもの。シークヮーサーは果糖が少なく低カロリーな半面、栄養価が高く、ビタミンC、ビタミンB1、クエン酸、ノビレチンなどを豊富に含有する。ノビレチンは、農水省果樹試験場カンキツ部科学研究室や東京薬科大学薬学部植物学講座の研究者によって、血糖値や中性脂肪を降下させ、ガンや慢性リウマチ、糖尿病の予防に効果があると発表されている。また、ローヤルゼリーも、豊富なビタミン類、ミネラル、アミノ酸、タンパク質などさまざまな栄養素を含んでいる。働き蜂の40倍長生きする女王蜂のエネルギー源として知られる。
　味わいは酸味と甘みのバランスが心地よく感じられ、オンザロックやソーダ割りで飲むのがお奨めだという。希望小売り価格は250ml・552円、500ml・1087円。
　同社はこれまでもマカとローズヒップを配合した酒「マカディア」、コエンザイムQ10を配合した酒「白桃とコエンザイムQ10」など、健康や美容を意識した酒の展開を行っている。