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キリンビール / 男性のダイエット意識調査を発表

 キリンビール(株)(本社東京都中央区、加藤壹康社長)キリンお酒と文化生活研究所はこのほど、「ダイエット」についての意識調査を発表した。5月上旬に実施し、全国の20歳以上の男女5123名から有効回答を得て、男性の意識を中心にまとめた。
 それによると、「自分は太っている」と考えている人と実際のBMI値が肥満型の人は、いずれも40代が最も多かった。気になる部分と圧倒的だったのは「ウエスト・下腹部」で、40代から急増するといわれるメタボリックシンドロームの予兆が伺えるとした。特に40代・50代では高くなっている。太った原因は「不規則な生活」(57%)や「飲む機会が多い」(55%)が高い傾向にある。「運動不足」、「食べ過ぎ」は男女共通で挙がった。
 太った時期は「結婚してから(42%)が最も多かった。ダイエットに興味がある人は75%に上り、ダイエット経験率は50%で、そのうち成功率は38%と低くなっている。失敗した原因は、「継続できなかった」が73%と圧倒的になっている。
 ダイエットを始めるきっかけは、第1位が「体重が増えたため」、続いて「体調や健康診断の数値が悪化」、4位が「健康管理のため」がランクインするなど、健康を意識した回答が目立つのが男性の特徴となっている。ダイエット法は「運動」がトップだが、継続が難しいことが予想され、手軽に継続できるダイエット方法が期待されていると結論付けた。

2006年06月23日 10:00