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ミュー / タバコに付けてニコチンをビタミンに変える製品をドラッグ・コンビニで展開

「ビタクール」 ミュー(株)(本社東京都世田谷区、佐々木学社長)は、禁煙・減煙を促進する「ビタクール」の1gタイプを開発、9月からドラッグストア、コンビニエンスストアで展開を開始する。販売価格は確定していないが、税込価格で800円程度になる予定。店販用のビデオも作成した。現在は5g×1個タイプと、5g×3個タイプをあらゆる通販チャネルで販売している。
 同製品は、配合された“クエン酸”と“リンゴ酸”が“ニコチン”を酸化させることで、“ナイアシン”と呼ばれる“ビタミンB3”の複合体に変えてしまうという粉末状のもの。“ナイアシン”は肉や野菜、青魚に含まれる必須ビタミンの1つだ。同時に(財)化学品検査協会による検査では“タール”を80%カットすることが、(株)分析センターによる検査では“一酸化炭素”を41%カットすることが分かっている。さらに喫煙による“ビタミンC”の破壊も24%抑制する。また“タール”をカットすることで発ガン物質“ベンゼン”を30%カットできる。都内の病院で行なった、1日20本タバコを吸う人5人を対象に3週間同製品を喫煙時に使用した試験では、約80%の“ニコチン”量が減っていることが分かった。日本・米国・英国・ドイツ・中国・香港で特許を取得している。
 使用方法は、タバコの火をつける部分に同製品を耳かき1杯分程度まぶし、普通に喫煙する。吸い心地は香りを感じるだけで、変わらない。タバコ臭も抑える。従来の禁煙グッズと違うところは間接喫煙のリスクも減らすことだ。ユーザーからは「喉の痛みがなくなった」、「咳が出なくなった」などの声が挙がっている。
「ビタクール」バニラとシトラスとクールミント 香りはバニラとシトラスとクールミントの3種類。現在展開している製品の税込価格は、5g×1個タイプが3129円、5g×3個タイプが8925円。

2006年07月26日 10:00