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コンビウェルネス / 家庭用エアロバイクの販売数が年間5000台に

家庭向けエアロバイク「エアロバイクai」 コンビウェルネス(株)(本社東京都台東区、大石利光社長)が扱う家庭向けエアロバイク「エアロバイクai」の販売数が、今期(2007年3月期)中に対前年期比66%増の年間販売数5000台を突破する見込みだ。昨年頃から予防医学に注目が集まっていることを背景に自転車運動が見直され、出荷が好調に推移しているのだという。販路はカタログ通販、スポーツ用品店、百貨店、フィットネスクラブなど。
 同社は、全国のフィットネスクラブの70%に業務用のエアロバイクを納入しているという実績を持つ。同製品は、この業務用エアロバイクのノウハウをもとに開発した。最も大きな特徴は、耳につける脈拍センサー「イヤーセンサー」によりペダルの負荷をコンピューターで自動制御できる点。特許を取得している。安価なエアロバイクは自分で負荷をコントロールするものが多いが、同製品は体調により自動制御できるためより安全性が高いものとなっている。例えば、「減量トレーニング」ならば女性は200-年齢、男性は210-年齢の50~60%に脈拍を制御するよう負荷をかける。また他社製品は負荷を20段階程度しか設定していないが、同製品ではホイールの反発を利用したうず電流式負荷装置により185段階もの細かい負荷設定が可能だ。
 さらに過去のトレーニング履歴を4人分50回まで記録することも可能。もっとデータを記録したい場合は、別売りのケーブルを使用すればパソコンと通信できるので、パソコンにデータを蓄積できる。また、使い方の指示が液晶画面に表示されるのも特徴。
 夜中にアパートの1室で使っても大丈夫な静音設計。サドルやハンドルの調整も可能だ。
メニューは、「体力テスト」、「脈拍設定トレーニング」、「減量トレーニング」、「フリートレーニング」の4種。「脈拍設定トレーニング」は、アスリートなど高めの脈拍数の設定でトレーニングしたい人が選択する。
 耐久テストは200ワットの負荷で1時間毎日こいで3年間行った。一般の人は100ワット以下の負荷で使用するケースが多いため、5~6年の耐久性があるのは確実だという。税込み価格は15万8000円。

2006年08月09日 10:00