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アガリクス・ブゼライ協議会 / アガリクス・ブゼライ協議会9月設立へ

 (株)バイオセラピー臨床開発センター(本社東京都港区、豊田剛史社長)は1日、ホテルインターコンチネンタル東京ベイにて「アガリクス・ブゼライ協議会」を来月設立すると発表した。アガリクス・ブゼライとは通称アガリクスと呼ばれ、免疫機能強化の健康食品素材として使用されている。 
 同会は、(株)バイオセラピー臨床開発センターを事務局とし、“アガリクス・ブゼライ”の人工栽培および販売を手がける(株)岩出菌学研究所、(株)エス・エス・アイ、(株)協和ウェルネス、ホクトメディカル(株)の4社を発起人として設立の運びとなった。また食品に関する試験、分析を行う(株)TTCをアドバイザーに迎え、“アガリクス・ブゼライ”(学名:アガリクス・ブゼライ・ムリル)に関する安全性・有用性に関する研究情報の提供、公正な販売倫理指針の明確化の活動を行う。これらの活動を通じて、“アガリクス・ブゼライ”を多くの消費者へ普及させ、安心して使用してもらうことを目的としている。
 昨年、出版社および健康食品販売会社の薬事法違反による逮捕報道や、1企業のアガリクス製品における発ガンプロモーション作用が認められたとの報道により、アガリクスの安全性に関して消費者に不安を与えてしまっている状況だ。この状況を改善すべく製品の安全性の確保、トレサビリティの明確化に努め、業界の健全化を図る。
 現在は来月の正式設立を前に基盤作りを進め、来月より会員募集を行う。年内に第一回目となる総会を開催予定だ。

2006年08月09日 10:00