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ビーアンドエル / ステビア農法栽培による緑茶「季の恵」を発売、9月より拡販

緑茶「季の恵」 (株)ビーアンドエル(本社埼玉県さいたま市、木村新太郎社長)は、「ステビア農法」で栽培した茶葉を使用した完全無農薬・無化学肥料の緑茶「季の恵」を自社ネットショップなどで発売した。9月以降バラエティショップ、百貨店、高級スーパー、自然食品店などに贈答用商品として拡販する。
 20数年前より完全無農薬栽培で一切の科学肥料を使わない茶栽培および製造をしてきた、静岡県瀬戸ノ谷にある向島園がお茶の生産地。同園は密植や抑制栽培をせず、収穫に使用するお茶刈り機の歯をメンテナンスする際に食用油を使用するなどこだわりの農法で、NHKやテレビ朝日の取材を受けてきた農園。完全無農薬栽培へのこだわりから、“ステビア”の100%濃縮液を茶葉に散布し、“ステビア”を原料とする機能性堆肥を使用する「ステビア農法」を採用した。
「ステビア農法」 この農法で栽培された農作物は作物本来の風味が増し、糖度もUPするという。向島園のお茶は1本1本の樹の幹が太く、茶葉が肉厚で弾力があり香りもよい。一般に普通栽培の緑茶とステビア栽培の緑茶を比較すると、渋み成分である“タンニン”の数値が低く、甘み成分である“テアニン”は高くなるという。甘みがあって上品な味わい。
 販路は自社のネットショップを始め、バラエティショップ、高級スーパー、自然食品店などのほか、雑誌通販など。法要・仏事などの需要が多い商品と位置づけ、9月以降有名百貨店での販売にも力を入れる予定。また説明商品として「ステビア農法」をアピールしていきたいと考えており、テレビ通販などにも取り込みたいとしている。
「季の恵」樹木 「ステビア農法」は大田市場でコーナーが設けられるなど注目の農法。“ステビア”の農業資材を使用すると有用菌や有用微生物が活性化し土壌改良が進み、作物自体の活力が高められる。土の強精栄養剤としての働きやそのほかの効用に関する学術論文も多い。同社の関連会社である「JBBステビア研究所」は、約20年間“ステビア”の効用に関し東北大学農学部や静岡大学工学部などの研究機関と共同研究を進めてきた。学術論文なども多数発表されており、抗酸化作用や機能性コンポストの発根メカニズムなど、エビデンスは十分にある。
「季の恵」贈答用 「季の恵」は税込価格・100g・1200円。箱入りで同商品が2袋梱包された贈答用は税込価格・2500円。

2006年08月23日 10:00