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松下電器産業 / 空気清浄機と加湿器を一体化した「うるおいエアーリッチ」を発売

「うるおいエアーリッチ」 松下電器産業(本社大阪府門真市、大坪文雄社長)は9月21日、空気清浄機と加湿機をコンパクトに一体化した「うるおいエアーリッチ」を発売する。
 同製品は、汚れセンサーと湿度センサーをW搭載、「おまかせボタン」を押せば自動制御で適度な潤いときれいな空気環境を作り出す。空気清浄機能としては、「スーパーアレルバスター」を添着したフィルターが9種の花粉を含む17種のアレルゲンを捕える。この機能は、大阪市立工業研究所による試験で立証されている。またウィルスを抑制する「緑茶カテキン」もフィルターに塗布した。ウィルスの抑制効果は(財)北里環境科学センターによる試験によって証明されている。さらにフィルターに“リゾチューム”を塗布したバイオ除菌によりカビ菌、浮遊菌の抑制も可能で、(財)日本食品分析センターが試験を行って立証している。そのほか、脱臭フィルターも搭載しているのでタバコの臭いや生活臭も除去可能だ。
 加湿は、多孔性構造のフィルターを回転させることで水を掬い上げ、そこに風を当てて行うが、このフィルター表面に吸水性のない天然鉱物の“タルク”を特殊加工して添着し、微細な表面凹凸構造で保水・撥水する仕組みを採用。そのため、水に含まれる“カルシウム”などの汚れがつきにくく、付着しても取れやすいので加湿量が落ちにくい。その結果、1日8時間、6ヶ月使用するとして、フィルター寿命が4シーズン保てる長寿命化を実現した。加湿方式には、温風で気化させることでパワフルな加湿が得られるハイブリッド式を採用した。

2006年08月04日 10:00