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pdc / “見えないマスク”でヒットした保水膜下地、首都圏でテレビCMオンエア決定

「スキンラミネート モイスチャライザー」 pdc(株)(本社東京都中央区、大串透貴社長)が、一部のバラエティストア限定商品として2004年に発売した“スキンラミネートシリーズ”をオープンマーケットにし、2006年6月に全国のドラッグストア、バラエティストア、GMSなどで販売を開始した。10月5日から首都圏中心にテレビCMもオンエアされることが決定し、10月31日には同シリーズの新商品も発売される。
 シリーズ第一弾として2004年10月に発売されたのは、肌の保水対策に着目した「スキンラミネート モイスチャライザー」。肌に均一な薄膜の保水フィルムを作ることによって、冬の乾燥トラブルから肌を守りスキンケアもできる、というコンセプト。
 “まるで見えないマスク”という効果的なコピーで訴求し、一部のバラエティストアのみの販売にもかかわらず、1カ月で270本も売り上げる店舗が出るほどのヒット商品となった。その後消費者のリピート率などマーケティングリサーチを重ね、限定販売からオープン販売に切り替えることとなった。
 同商品の最大の特徴は、素肌に薄膜を張る特殊ポリマー“ラミネートポリマー”を配合したこと。この“ラミネートポリマー”は実際に医療の現場で人工血管や人口膜などにも応用されているもので、生体適合性の高い成分。肌水分の閉塞率184%(同社製品比較)という高い蒸散防止力によって、時間経過とともに失われる肌のうるおいを逃さず閉じ込める役割を果たす。また水に濡れても乾けば再び薄膜をつくるアンカーリング(持続性)効果があるため、“形状記憶マスク”とも位置づけている。
 さらに肌に均一に薄い膜を張るため肌表面の凹凸を均一に整え、どのようなタイプのファンデーションでも密着度が増し、化粧崩れを防ぐ。ただし化粧下地としてカバー力がある商品ではなく色の着かないのクリームタイプ。同商品をつけた後にカバー力のある下地やコントロールカラーを重ねて使用することもできる。
 肌乾燥を防ぐ保水機能商品なので、化粧下地として使用するほか、就寝時にスキンケアとしていちばん最後に使用することも推奨している。保湿成分として配合された“ヒアルロン酸”、“トレハロース”、“ローズ水”、“オレンジフラワー水”が浸み込んだ肌を“ラミネートポリマー”がマスクのように包むため、朝まで肌がうるおった状態をキープできるという。
 「スキンラミネート モイスチャライザー」は税込価格30g・2310円。同シリーズはほかにUVカット及び崩れ防止下地「スキンラミネート エバーキープベース」税込価格29ml・2310円(オークル、ノンカラーの2タイプ)、化粧水に“ラミネートポリマー”と“セラミド”を配合しうるおいマスク機能を追及した「スキンラミネート クリア マスク ウォーター」税込価格200ml・2310円がある。
保水膜下地「スキンラミネート モイストEX」 また10月31日には“ラミネートオイル”を新たに配合し、うるおい閉塞率を231%(同社比)にアップさせた超しっとり保水膜下地「スキンラミネート モイストEX」(税込価格30g・2310円)を発売する予定。同社は今後、この“スキンラミネートシリーズ”のラインアップを増やしていく考え。

2006年09月20日 10:00