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プリーマ / ホスファチジルセリン配合脳細胞活性ドクターズ・サプリメントを拡販

健康食品「お受験くん」 プリーマ(本社東京都渋谷区、高橋和雄社長)は、脳の神経細胞膜に多く含まれ脳を活性化する“ホスファチジルセリン(リパミンPS)”を主成分とした健康食品「お受験くん」を各種予備校、エステサロン、リフレクソロジーサロン、介護施設などにも拡販する。ドラッグストア、バラエティストアには卸さない方針。現在は自社ネットショップなどの直販を中心に、医学部予備校やクリニックなどで販売を始めている。
 主成分の“ホスファチジルセリン”は大豆や卵黄に含まれる“レシチン”で知られるリン脂質。脳の神経細胞に多く含まれ、特に神経細胞膜の重要な構成物質であり、神経伝達や情報交換などの脳細胞機能を制御する役割を持っている。しかし食品に含有される量が微量なため、日常の食生活で十分な量を確保するのは難しいとされている。
 通称“PS”と呼ばれる“ホスファチジルセリン”をサプリメントで摂取すると、「頭の回転が速くなる」「集中力が増す」「記憶力強化」など脳のパフォーマンスを向上させるとされる。またストレスによって増大するコルチゾルレベルの抑制効果もあり、脳ストレスを軽減する。精神的なストレスの強いトップアスリートも使用する選手が多く、身体疲労を和らげる効果もあるという。
 さらに同商品は眼精疲労を緩和する“アントシアニジン”、脳機能を改善し痴呆やうつ病にも効果があるとされる“ビンカマイナー(ヒメツルニチニチソウの抽出物)”、ドーパミンの原料となるアミノ酸“チロシン”、脳の働きを保ち痴呆を防ぐ“L-カルニチン”、リラックス効果のある“テアニン”を含有している。
 なかでも特徴的な成分は“ドロマイト”という鉱物。海水中の堆積鉱物で炭酸カルシウムと炭酸マグネシウムが約2対1の比率で含有されている。カルシウムやミネラル不足は脳活性の停滞や心機能の低下などを招くため、同商品にはこうしたミネラル類や代謝に不可欠なビタミン類など20数種類を配合した。
 同商品の開発を手がけたのは、アンチエイジング医療の旗手である斎藤糧三医師。トータルアンチエイジングの上原クリニック院長を勤める傍ら、構成成分や配合のバランスを研究、原料メーカーにまでこだわり吸収性・安定性を追及して完成させた。発売当初、ドクターズサプリとして注目され、夕刊フジや読売ウィークリーでも記事が掲載された。痴呆予防など医学的な見地からも推奨するという。
 また同社・高橋社長は「集中力が欠けた子供や大人が増えてきている。集中力が増せば効率のよい仕事や勉強ができるはず。摂取したお客様からは熟睡できて頭がすっきりする、など反響が寄せられている」と述べた。
 
 同商品14粒に“ホスファチジルセリン”200mg、“アントシアニジン”75mg、“ビンカマイナー”60mg、“チロシン”100mg、“テアニン”100mg、“L-カルニチン”30mgが含まれる。税込価格は280粒(7粒入り個包装×40袋、20~40日分)・24800円。
 小学生であれば3粒程度を、高校生以降は7粒~14粒を摂ることを推奨している。受験生のみならず、多忙なビジネスマン、物忘れの激しい中高年層などもターゲットにしている。消費者の反応を見ながら、さらに改善を加えていく考え。

2006年09月06日 10:00