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マザーズ / 6種類の和漢植物エキス配合のボディケアミルク&クリームを発売

ボディミルク&クリーム「美肌漢宝 全身保湿ミルク」「美肌漢宝 部分保湿クリーム」 (株)マザーズ(本社東京都墨田区、行田敏久社長)は、慢性的な乾燥肌にうるおいを与える和漢植物エキス配合のボディミルク&クリーム「美肌漢宝 全身保湿ミルク」「美肌漢宝 部分保湿クリーム」を上市した。販路は全国ドラッグストア、GMS、他社ネットショップ。
 同社は商品開発に先立ち、30代から50代の女性に全身の肌に関してアンケートを実施、その結果「ここ数年、季節を問わず肌が乾燥しがちだ」という人が全体の8割を占めた。症状はかゆみ、肌荒れ、粉ふき、ひび割れなどが多く、部位はかかとやすね、手など複数箇所におよんでいた。「慢性的に乾燥している」と自覚している人は全体の6割を占めた。慢性的な肌乾燥は30代から顕著になっていき、季節の変わり目などの肌荒れなどもひどくなる傾向があるという。
 そこでこの慢性的な皮膚乾燥を解決するために同社が着目したのが、さまざまな慢性的症状の改善に用いられている「漢方」。漢方学の「気・血・水」という3つの観点から人間の健康バランスをとらえた理論に基づいた商品を開発した。この理論でいう「気」は全身を流れるエネルギー、「血」は全身の細胞に酸素と栄養を運ぶ血液、「水」は体をうるおす体液をさす。この3つのバランスの乱れによっておこる症状を改善するという考え方が商品に反映された。
 「気」は肌活性効果(肌を健やかに保つ)、「血」は血行促進効果(肌を整える)、「水」は保湿効果(肌をやわらかく)という観点に置き換えられ、複数の生薬を配合することによる相乗効果を研究、その作用を製品に盛り込んだ。
 「美肌漢宝 全身保湿ミルク」には以下の6つの生薬を配合。“黄闃ゥ(オウゴン)エキス”、“茯苓(ブクリョウ)エキス”は肌荒れを防ぎ皮膚活性化作用を促す「気」の成分。“芍薬(シャクヤク)エキス”、“陳皮(チンピ)エキス”が血行をよくして炎症を防ぐ「血」の成分。“当帰(トウキ)エキス”、“桃葉(モモノハ)エキス”は小ジワ予防や保湿効果の「水」の成分。広範囲の慢性乾燥肌をなめらかな肌に改善する。
 「美肌漢宝 部分保湿クリーム」はひじ、ひざ、かかと、手指や爪先など、慢性乾燥によって固くなってしまった部位の角質層に浸み込み、やわらかく改善する生薬を配合。“地黄(ジオウ)エキス”、“冬虫夏草(トウチュウカソウ)エキス”、“生姜(ショウキョウ)エキス”、“高麗(オタネ)ニンジンエキス”、“甘草(カンゾウ)エキス”、“紫蘇(シソ)エキス”が血行を促進して細胞を活性化、肌の老化を防ぐという。
 親会社の(株)白元より新会社として立ち上げた同社は、すでに「レザレ」ブランドでボディケア商品をラインアップしているが、リーズナブルな価格でファミリーユース対応の商品群。今回の「美肌漢宝」で既存品のイメージを一掃し、シーズンごとに同ブランド製品を増やしていきたい考え。天然由来の原料を使用した高品質の製品でありながら、価格も抑えたシリーズにしたいとしている。
 「美肌漢宝 全身保湿ミルク(乳液タイプ)」税込価格200g・1365円、「美肌漢宝 部分保湿クリーム(クリームタイプ)」税込価格80g・945円。

2006年10月04日 10:00