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松下電器産業 / 睡眠を科学的に分析、独自に開発した快眠プログラム搭載のヒーター機能付き低反発マットを発売

寝具「快眠プログラムマット」 松下電器産業(株)(本社大阪府門真市、大坪文雄取締役社長)のナショナルウェルネスマーケティング部は10日、同社が新開発した“快眠プログラム”を塔載した「快眠プログラムマット」を発売した。販路はナショナル・パナソニックの電気店。
 長年にわたり睡眠環境について研究を重ねてきた同社には、消費者から「眠りが浅い」「夜中に目覚めてしまう」「寝ても疲れが取れない」といった相談が年に約22万件も寄せられるという。現代社会において眠りに関する悩みが深刻化してきたことに着目し、上質な眠りの条件である「就寝時の寝つきが良い」「夜間にしっかり眠れる」「起床時にすっきり目覚める」という3つの条件を満たす“快眠プログラム”を開発した。

一般的な良い眠りの条件

 “おやすみプログラムコース”(最大約15分)と“お目覚めプログラムコース”(最大約9分)という自動コースをプログラム。“おやすみボタン”を押すとプログラム制御された8つのエアーバッグが作動して、背中、腰、太ももを順次ストレッチ。腰周りをほぐし、ストレッチした気持ち良さを感じているうちに深い眠りに誘引する。眠りにつくまでの時間が早いほど眠りが深くなり、更に質の高い眠りを得ることができるという眠りの科学をもとに「寝つき」時間を短縮させる内容。リラックス感を高め、ゆっくり深く呼吸ができるような体勢がとれるようサポートする。
 また“お目覚めプログラムコース”は、寝ている間に硬くなった身体をストレッチによって目覚めさせ、スムーズな寝起きをサポートする。“お目覚めボタン”を押すとエアーバッグが腰、肩を少しずつ起こすようにやさしく揺さぶり、最後は身体の起き上がりをサポートするために背中や肩を起きやすい姿勢に持ち上げる。

商品図解

▲短時間で眠りにつくために開発されたプログラム

 さらに体型に合わせてマットの硬さを3段階で選べる機能や、体圧を分散させて快適な寝心地をサポートする低反発マット、足元を温める3段階温度調節付き温熱ヒーター機能、マット除湿機能、腰部の隙間を支えて寝やすくする腰枕機能も塔載されている。
 「快眠プログラムマットEU3002」税込希望小売価格・262500円。マットのサイズは高さ10×幅100×奥行200cm、重量は約12kg。適合身長は140~185cm、最大使用可能体重は100kgとしている。大型量販店などでの扱いは今のところ決まっていないというが、引き合いがあれば販路は逐次広げていきたい考えだ。

2006年10月20日 10:00