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スタジオグラフィコ / 30倍に膨らむバジルシード含有のダイエットサプリクッキー、バラエティショップを中心にヒット中

「満腹30倍ダイエットサプリクッキー」 (株)スタジオグラフィコ(本社東京都恵比寿、長谷川純与社長)が手掛ける、“バジルシード”の健康食品で新発売となった「満腹30倍ダイエットサプリクッキー」の売れ行きがバラエティショップ、ネットショップを中心に好調だ。ほかのダイエットクッキーと差別化できる点として、「食事制限剤特許食品及び食品組成物」の特許を取得済みであることが挙げられる(特許番号/第2657304号)。販路はドラッグストア、バラエティショップ、一部コンビニエンスストア、自社・他社ネットショップ。
 “バジルシード”は亜熱帯地方で育つシソ科の1年草の種で、厳しい乾期を生き抜くために水分を含むと種から出てきた繊毛にその水分を溜め込み30~45倍に膨張する。食品として摂取した場合、種のまわりに溜めた水分と栄養分を徐々に放出するため長時間満腹中枢を刺激し、食事の量を減らしても満腹感が得られる。さらに噛み潰すと種の中に豊富に含まれる“α-リノレン酸(※)”を摂取することができる。
 また“バジルシード”は天然繊維を多く含み、10gでレタス2個分の食物繊維と同量の食物繊維を含有するが、同製品(クッキー)100g中にはこの不溶性の食物繊維が49.8gも含まれている。不溶性の食物繊維は吸収力が強く、便や腸内の有害物質を対外に排出するデトックス効果がある。さらに同社は味と食感にこだわり、風味豊かなバター味と家庭で手作りしたような素朴な食感・硬さのある、おいしくて食べ応えのあるクッキーに仕上げた。製品1袋(40g)を1食分の代替食にすることを想定して、タンパク質やビタミン類も配合してある。
 京都大学の西豊行農学博士と製薬会社が共同研究によって得た“バジルシード”の臨床データは学会でも発表され、高食物繊維食品(バジルシード)による減食療法を試みる病院もある。研究を手掛けた製薬会社の調べではあるが、27~73歳の25名に約4カ月モニタリングしたところ、モニター前の平均体重70.2kgがモニター後には平均で55.8kgとなり、減量効果の有意性が認められた。毎日のエネルギー総摂取量を減らしながらも満腹感は得られるため、無理なくダイエットできるというのも特徴だ。
 
 ベトナムや東南アジアではドリンクかスイーツに入れるのがポピュラーな“バジルシード”の食べ方だというが、西博士らはダイエットレシピを考案し、減食時のメニューの提案も行っている。 “バジルシード”自体に味はないため、ハンバーグの材料に“バジルシード”を混ぜて通常の約半分のエネルギー量に抑えたり、オムレツ、ミートソースなどに混ぜて低カロリーの健康食に変えたり、バリエーションはさまざまだ。
 “バジルシード”は一時、その安全性に関して問題があるとされていたが、同社では輸入する原料は2kg単位で残留農薬検査を実施。また発がん性を有するカビ毒“アフラトキシン”に関しても万全の体制でチェックし、徹底した選別によってその安全性が確立されているもののみを採用している。
 「満腹30倍ダイエットサプリクッキー(さくさくバター味)」1袋(40g・7枚入り)は税込価格680円。7枚入り×7袋が箱に入ったものは自社ネットショップのみの販売で、税込価格4760円。1袋でごはん1杯強(150cc)の容積と同量になるように“バジルシード”が配合されている。そのほかに“豆乳”、“生おから”と11種類のビタミン(ビタミンC、ビタミンB群、ビタミンAなど)を成人が1日に必要とする量の約3分の1が含まれている。1袋あたりのエネルギー量は190kcal。
 同社はすでに「満腹30倍ダイエットサプリキャンディ」(税込価格480円)と「満腹30倍」(税込価格3990円・バジルシード3g×30包)を販売しており、キャンディは「ランキンランキン」で今も売上げ1位を記録している。

参考:αリノレン酸とはオメガ3脂肪酸と呼ばれる多価不飽和脂肪酸。体内で生成・蓄積できない必須脂肪酸だ。亜麻仁油やシソ油、エゴマ油に多く含まれ、体内でEPAやDHAに変換されて血液の粘りを下げる作用があり、活性酸素やフリーラジカルを消滅させるといわれている。

「満腹30倍シリーズ」

2006年11月22日 17:03