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グローバルプロダクトプランニング / リップバームが対前年同月比150%を達成

「デイリーディライト リップバーム」 (株)グローバルプロダクトプランニング(本社東京都渋谷区、佐々木桂一社長)の扱う「デイリーディライト リップバーム」の12月度売上高が、対前年同月比150%を達成した。販路は、雑貨店、バラエティストアで、来年よりドラッグストアにも卸す方向。同社では、「クチコミの力で伸びている」(同社・竹須夏紀執行役員)と分析している。
 同製品は、羊の油脂由来の“吸着精製ラノリン”を主原料とするもの。人間の皮脂に最も近く肌になじみの良い油脂で、肌への浸透性・保湿性に優れ、皮膚表面にバリアを作り水分の蒸発を防ぐことで乾燥した外気から守り、唇の荒れを修復する。通常のリップクリームに使用されている油脂は軽く、皮膚の中に浸透しないで蒸散してしまうものが多いという。昔の“ラノリン”は精製技術の未熟さからアレルギーを引き起こすこともあったが、同製品に使用されている“吸着精製ラノリン”は、スーパーリファイニング製法により1割もの不純物を除去することで安全性を実現している。保湿感は「お化粧直しの際に塗ればいいくらい」(同)長持ちするという。
 さらに“ミツロウ”が唇の表面に膜を作り、唇から水分が蒸発するのを防ぐ。また“ローズマリーエキス”が酸化防止剤として働き、商品の鮮度を保つ。テクスチャーは固い。
 種類は「ストロベリーミルフィーユ」、「オレンジマーマレード」、「チョコレートトリュフ」、「ピーチメルバ」、「グレープフルーツゼリー」、「プレミアムバニラ」の6種。舐めてしまっても大丈夫なように、食品の基準を満たす香料を用いた。香りは、アロマ製品に強い同社の特性を生かし、同社製品で人気の高いものを中心に選んだ。特に人気が高いのは、「グレープフルーツゼリー」と「ストロベリーミルフィーユ」。
 同社では人気の理由に、(1)衝動買いしやすい、スウィーツを思わせるかわいいパッケージ、(2)輸入もののバームにしては価格が税込みで609円と値ごろ、(3)塗り直しが少なくて済み、1回の使用量が少量で済むので約3ヵ月もつ――などを挙げている。
 購買層は中高生~40代と広く、色々な種類をまとめ買いしたり、プレゼント利用する人も多いという。

2006年12月25日 17:00