日健協サービス / 「生きてる酵母」テレショップの影響で薬局・薬店ルートで売り上げ伸ばす

　（株）日健協サービス（本社埼玉県鴻巣市、兼杉範夫社長）が扱う健康食品「スパーライフ　生きてる酵母BO」の昨年度売上高が、対前年度比150％を達成した。同製品は薬局・薬店ルートで販売しているが、同製品をテレショップ「ショップチャンネル」向けに製造した「生きてる酵母“アカデミア酵母”」が好調なことを受け、同製品への追い風となり売り上げを拡大したもの。
　同製品は、“パン酵母”にサッカロミセス属の菌を培養し、抹茶でコーティングして安定化をはかったもので、1包あたり約350億の酵母菌を含む。胃酸で死なずに腸まで生きて届き、腸内の食物を培地に発酵することで、善玉菌を優勢にすると共に未消化物を分解して栄養分に変え、余分なものを排出する。特に糖分に対して有効で、100ccの湯に砂糖5gと同製品1包を入れたテストでは、当初16kcalあったカロリーが2時間後には分解されて0kcalになり酢酸に変化したことが分かっている。
　酵母菌が胃酸に負けずに腸まで届いていることは試験で実証されている。37度の人口胃液の中に酵母菌1.5×10の6乗個を入れて3時間後に酵母菌3.2×10の５乗個が計測され、酵母菌が死なずに生きていることが分かった。また同製品摂取１週間後に５人中４人の便から酵母菌が検出された。なお、同製品の酵母菌は常温で5年間生きる。
　ダイエット効果については30人のモニター調査を行っており、平均1ヵ月で1kg、3ヵ月で1.8kg~3kg痩せるという結果が出た。ユーザーからは、「飲み始めて8日目でポッコリお腹がなおった」、「30年来の便秘が20日でなおった」などの声が寄せられている。
　また“パン酵母”由来なので“β-グルカン”も含有しており、免疫機能を整える。ほかにも“アミノ酸”や微量“ミネラル”、“酵素”、“グルコマンナン（食物繊維）”を含有する。さらに“ビフィズス菌”と“オリゴ糖”を加え腸内環境を整える相乗効果を狙った。
　税込み価格は1箱・30包入りで3465円。食後と就寝前に1日4回、1回1～2包を摂取するのを推奨している。