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大正製薬 / トクホ「グルコケア」が血糖値対応トクホのシェア33%に

「グルコケア」ペットボトルタイプ(600ml) 大正製薬(株)(本社東京都豊島区、上原明社長)の販売するトクホ「グルコケア」が、血糖値対応トクホ市場の中でシェア33%を獲得した(2006年12月現在)。販路は、薬局・薬店・ドラッグストア。業務提携を行っているヤヨイ食品(株)の販路である老人ホームや病院への宅配ルートでもテスト販売を行っている。  同製品は、“難消化性デキストリン”を関与成分とし、食事で摂取した“ブドウ糖(グルコース)”が小腸から吸収されるのを抑制、便と共に排出することで、食後の急激な血糖値上昇を抑えるもの。血糖値が上がりやすい人14名に「グルコケア」もしくは普通の緑茶を飲みながら食事を摂取してもらったところ、30分後に「グルコケア」摂取群は明らかな血糖値上昇抑制作用が見られたという。  “難消化性デキストリン”自体は珍しい成分ではないが、(1)製薬メーカーのトクホという信頼性、(2)メタボリックシンドローム対応製品を揃えた「Livita」ブランドの知名度、(3)食事に合う緑茶味の飲みやすさ、(4)問屋を通さない店舗への直接的な提案営業などが功を奏して順調に推移している。 缶タイプと粉末状のスティックタイプ 最も売れているのはペットボトルタイプ(600ml)で、税込み価格252円。その他、缶タイプ(190 ml・税込み価格126円)、粉末状のスティックタイプ(税込み価格2940円)がある。

2007年03月12日 16:15