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ファンケル / 東京・銀座で「骨美人セミナー」を開催

 (株)ファンケル(本社横浜市中区、藤原謙次社長)は29日、プレス向けに「骨美人セミナー」を東京・銀座のファンケルスクエアで開催した。
 会場では、ファンケル総合研究所の辻智子所長が登壇。骨は“コラーゲン”と“カルシウム”からできていることを説明。年齢を経るにつれ、“カルシウム”の腸管吸収が落ちてくるため最大骨量を若い時期に高めていく必要性を強調した。骨作りに必要な栄養成分としては、骨カルシウムの補給を行う“カルシウム”、骨を補強する“コラーゲン”、骨形成の促進を行う“マグネシウム”、骨形成を促進する“ビタミンK”、骨が壊される作用の抑制を行う“イソフラボン”を挙げた。また、“カルシウム”は食品から摂取すると吸収率が悪い場合が多いが、“ケール”由来の“カルシウム”は体内で溶けやすく、吸収が良いとした。
 “カルシウム”の吸収性を高める成分としては、“クエン酸”、“ビタミンD”、“植物性ツイントース”を挙げた。同社が12名に行ったクロスオーバー試験では、“カルシウム”のみを摂取した場合と比べ、“カルシウム”+“植物性ツイントース”を摂った場合は吸収率が40%アップした。1年間、40名に行った臨床試験では、“カルシウム”+“ショ糖”を摂った群に比べ“カルシウム”+“植物性ツイントース”摂取群は骨密度が有意に上昇した。さらに1群6~8匹で骨粗しょう症モデルに行った試験では、“カルシウム”のみ摂取群に比べ“カルシウム”+“植物性ツイントース”摂取群では、有意に吸収力がアップし、“カルシウム”吸収力が落ちている状態でも、吸収を高めることが分かった。
 最後に、同社は“カルシウム”・“マグネシウム”・“ビタミンK”・“イソフラボン”・“植物性ツイントース”を含有する健康食品「からだにしっかり届くカルシウム」、ケール由来の“カルシウム”・“植物性ツイントース”・“柑橘果汁(クエン酸)”を含有するドリンクタイプの健康食品「おとなの美骨」、“カルシウム”・“植物性ツイントース”・“ビタミンD”を含有するチュアブルタイプの健康食品「どこでもカルシウム」を扱っていることを紹介した。

2007年03月31日 11:55