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(株)サン・メディカ / ニュージーランド原産緑イ貝原料の取り扱いを開始する

 (株)サン・メディカ(東京都港区、白田正樹社長)は、ニュージーランド産緑イ貝の原料の取り扱いを正式に開始する。
 緑イ貝とは、ニュージーランドにのみ生息するイガイ科の緑色の二枚貝。“ビタミン”、“ミネラル”が豊富で、関節の動きをスムーズにする働きを持つ“ムコ多糖類(MPS)”や“不飽和脂肪酸”などを含む。リューマチや神経痛、腰痛への効果が報告されており、ヨーロッパを中心に関節用サプリメントに使用されている。
 同社はニュージーランドのメーカーから直接買い付けることで、これまでの日本における緑イ貝原料価格を大幅に下回ることを可能にしたという。また、ニュージーランド漁業委員会の厳しい規制のもと養殖が行われていること、入荷ごとにニュージーランド政府から輸出証が発行されるなど、品質管理体制が整っていることを強調した。
 今後の展開については、「緑イ貝の関節炎に対する有用性は高く、高齢化社会にともない、“グルコサミン”や“コンドロイチン”と同じぐらいの需要があってもよい素材。既存の関節炎に対応した商品のリニューアルや改良に提案できるのでは」(同社・中村智子副社長)と、語った。

2007年06月04日 15:55