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東洋新薬 / フランスのバイオセラエ社と「NeOpuntia」の販売に関し代理店契約と発表

 (株)東洋新薬(本社福岡県福岡市、服部利光社長)は30日、フランスのバイオセラエ社と、ウチワサボテンの乾燥葉の粉末でコレステロール低下と脂肪減少作用が期待される機能性素材「NeOpuntia」の国内販売代理店契約を締結したと発表した。(株)東洋新薬では、同素材のエビデンスが豊富であることに着目、新しいメタボリックシンドローム対応素材として需要が見込めると判断し、代理店契約の合意に至った。
 同素材は、バイオセラエ社が特許を取得している粉砕方法でウチワサボテンの乾燥葉を加工した100%植物由来のもので、“水溶性食物繊維”と“不溶性食物繊維”をほぼ同割合で含有している。欧米を始めとする世界各国で150品以上の体重管理用サプリメント、機能性食品の原料として利用されているほか、世界最大級の食品展示会であるHealth Ingredients (Hi) Europeにおいて2004年、革新的な機能性素材に贈られる「Hi Award」の銀賞を受賞するなど、高い評価を得ている。
 バイオセラエ社が実施した臨床試験では、2週間、BMIが25~40の女性68人が食後に同素材4.8g/日を摂取したところ、試験前と比較してコレステロール値が平均10%低下し、同素材がコレステロール値の改善に有効であることが示唆された。
 また1週間、10人の健康な成人男女が食後に同素材4.8g/日を摂取した結果、対照商品と比較して食後に排出された平均脂肪量が27.4%増加し、同素材に脂肪吸収抑制効果があることが示唆された。

2007年07月30日 16:45