天好社 / 伝統自然食品「ケフィア」タネ菌の販売代理店募集を開始

「エステリア　ナチュラル　ケフィア」写真　（株）天好社（本社大阪府大阪市、稲田晃男社長）は、長寿の地として知られるロシア・コーカサス地方の伝統自然食品「ケフィア」のタネ菌「エステリア　ナチュラル　ケフィア」の販売代理店募集を開始する。
　同製品は、ケフィア伝承の要「ケフィアグレイン」から発酵させた「発酵ケフィア」をそのままフリーズドライした自然食品。競合他社製品は主な菌種だけを純粋培養しているものがほとんどで少数菌が含まれず、ケフィア発酵を完全に再現できないため「ケフィア風発酵乳」しか作れないのに対し、「エステリアナチュラルケフィア」では「ケフィア」に本来含まれる菌を全て含む「完全なケフィア」を作ることができるのが大きな特徴だ。生きて腸まで届くプロバイオティクス乳酸菌“アシドフィルス菌”を始めとする数十～数百種類の乳酸菌、酢酸菌、酵母を含む。
　「ケフィア」と「ヨーグルト」の大きな違いとしては、「ヨーグルト」が乳酸菌だけの単独発酵によるのに対し、「ケフィア」では複数の乳酸菌、酢酸菌、酵母の共生による複合発酵で作られている点が挙げられる。この違いにより、その生菌数は「ヨーグルト」の数十倍に達することが確認されている。「ケフィア」に含まれる多くの菌は胃酸で死滅してしまうが、その死菌体にも悪玉菌の勢力を弱めて腸内環境の改善をもたらす能力のあることがわかっている。「ケフィア」を食べることで、生きて腸まで届くプロバイオティクス乳酸菌の生菌と共に胃酸で死滅してしまった死菌体をも大量に摂取することになり、悪玉菌の勢力を強力に抑えつつ腸内環境の改善を長期間持続させることが期待できる。
　腸内環境の改善により、（1）免疫機能の正常化がもたらされるため、花粉症やアトピー性皮膚炎などアレルギー疾患への作用、（2）乱れた生活習慣により悪影響を受けた腸を正常化、（3）「肌のビタミン」とも呼ばれる“ビオチン”を乳酸菌が効率よく産生し、肌のかさつきなどのトラブルを抑える――といった様々な効果がもたらされる。
　味わいは「ヨーグルト」と比較して酸味が弱く、非常にまろやかで優しい風味。税込み価格は20包入り（20ℓ分）・4620円。