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日本ハム(株)中央研究所と(株)丸和 / “豚プラセンタエキス”と”ローヤルゼリー”の併用摂取により更年期症状が緩和されることを発表

日本ハム(株)中央研究所(所在地茨城県つくば市、森松文毅所長)と(株)丸和(本社千代田区、曾我 元昇社長)は、国立京都国際会館で開催された「第7回日本抗加齢医学会総会」で、“豚プラセンタエキス”と“ローヤルゼリー”の併用摂取により、更年期症状を緩和させる働きがあることを発表した。  更年期指数(※1)が26~65点の、比較的軽症な更年期症状を示す46~64歳の女性14人を対象とし、“プラセンタエキス”100mgと“ローヤルゼリー”69mg(生ゼリーとして200mg相当)、“グリセリン脂肪酸エステル”11mgを1粒のカプセル剤に入れ、1回5粒で1日2回服用を8週間継続した臨床試験を実施。「kupperman(※2) 女性健康調査票」を用いて不定愁訴を評価したところ、被験者の58%は著効、21%が有効、14%がやや有効という結果を得られた。また、「POMS(※3) 気分尺度」の評価においても、摂取前後で疲労の軽減や活気の向上など顕著な改善が認められ、免疫力や抗酸化能の向上、血圧の改善、肌水分量の増加に関しても効果が見られた。  現在、更年期症状の緩和には女性ホルモンの補充療法などが用いられているが、体質による副作用も懸念されていた。“プラセンタエキス”と“ローヤルゼリー”は安全性も確認されており、カプセル剤の摂取による有害事象、また血液検査及び医師の問診においても異常は見られなかったため、今後はサプリメント等への応用も期待できる。 (※1)顔がほてる、汗をかきやすい、など10項目に点数をつけて症状の程度を表したもの。 (※2)不眠、頭痛、など11症状の程度を数値化し、更年期障害における治療結果を算出する。 (※3)気分の状態について65の質問項目に答え、緊張・怒り、などの6因子を同時に測定する。

2007年08月03日 17:30