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ウェルニカ / 座禅からヒントを得た、姿勢をコントロールするクッションシート発売

クッションシート「ランバーシート702」写真 ウェルニカ(東京都渋谷区、新橋正典社長)は8月8日、禅座法の基本姿勢を特殊構造で再現するクッションシート「ランバーシート702」を発売する。販路は、インテリアショップ、東急ハンズ、自社通販など。  同製品は、オフィスチェアや車のシートなどに置いて使用する座背一体型のクッションシート。開発にあたっては、長時間の座禅でも疲れない僧侶の座禅法を研究し、正しい姿勢と疲れにくさを両立させる姿勢を解明した。人間工学上で良い座姿勢とは背骨が逆S字の形とされているものの、実際には理想的とされる背中のカーブをつけた姿勢矯正を行い、正しい姿勢を保ち続けるのは楽ではない。また、一般的な椅子で座り続けると、骨盤が傾くと同時に前方にずれてくるので、背骨は背もたれに沿って湾曲し、苦しい姿勢となる。一方で禅では、骨盤は安定しながらもわずかに前後に回転を繰り返すことによって、疲れにくい姿勢を実現しているという。  同製品では、骨盤を側面から支える背部と、下から支えてストッパーの役割を果たす座部によって、禅の座法を実現して、正しい姿勢と疲れにくさを両立している。座部は、皮膚に優しいソフトメッシュと体重を支えるハードメッシュの二層による特殊ハニカム構造によるクッションが、座部との一体感を保ちながら、坐骨に感じる痛みを和らげる。ハニカム構造とは、六角形を並べた蜂の巣の形をした丈夫な構造のこと。座っても完全に潰れることはなく、空気層が腰と背を覆う。姿勢を変えるたびに、外気とクッション内部の空気が循環するので、常に快適な温度と湿度を保つ。  5月から一部店舗と通販でテスト販売したところ、200個近くを売り上げた。腰痛に悩む人やデスクワークの多い人の購入が多く、どんなイスにも対応できること、簡単に持ち運べるポータブル性が好評だったという。年間の目標販売数は8000個。  税込み価格は、12600円。

2007年08月07日 11:50