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松下電器産業 / 「ナノイー」の力でうるおい効果約2倍、加湿空気清浄機「うるおいエアーリッチ」発売

「うるおいエアーリッチ」写真 松下電器産業(株)(本社大阪府門真市、大坪文雄社長)のナショナルアプライアンスマーケティング本部は9月1日、空気清浄機と加湿器を1台に融合した「うるおいエアーリッチ」を発売する。 同製品は、加湿機能について「ナノイー」機能を搭載したことで、うるおい効果とうるおいスピードを従来品に比べてアップさせた。「ナノイー」とは、水に包まれている電気を帯びたイオンのことで、水に高電圧をかけると水が次々に分裂し、超微細な「ナノイー」が生まれる。電気を帯びているため通常の水蒸気と異なり、肌の皮脂成分となじみやすく、より肌のうるおいを高める。実験では、「ナノイー」機能ありと「ナノイー」機能なしの加湿機について、8畳相当の空間で運転し、両腕部の肌水分量の変化を測定したところ、運転開始30分後の肌の水分変化量は約2倍となった。  空気清浄機能としては、ペルチェ式「ナノイー」機能を搭載した。ペルチェ式とは、2種の金属の接合部に電力を流すと、片方の金属が吸熱し、もう一方の金属は放熱する仕組み。冷却された金属に結露した空気中の水分を「ナノイー」にして放出。「ナノイー」が、空中の菌やウイルス、繊維染み付いたニオイ、花粉やダニの死がいといったアレル物質を抑制する。また、9種類の花粉を含む17種類のアレル物質を抑制するフィルターも搭載している。フィルターの機能は、大阪市立工業研究所の試験によって実証されている。  また、加湿機のフィルターは24ヵ月の長寿命を実現した。加湿機は、ポーラス(多孔性)構造のフィルターを回転させ、水をすくい上げて、そこに風を当てて加湿する仕組み。フィルター表面に吸水性のない天然鉱物のタルクを特殊加工して添着し、微細な表面凹凸構造で保水、蒸発させるようにしたことで長期間使えるようになった。さらに、水槽には除菌効果が従来比で約2倍の「新イオン除菌ユニット」を搭載。水と除菌ユニットの接触する表面積が増えたことで、水槽内のヌメリや加湿フィルターの汚れをこれまで以上に低減する。  価格はオープン価格。月産台数は6000台。

2007年08月08日 17:10