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イムインターナショナル / 業界初の温熱・冷却機能付き小型マルチ美顔器を10月より発売

小型マルチ美顔器「JUNO プラチナ ホット&クール」写真 (株)イムインターナショナル(本社韓国一山市、任炯相社長)は10月1日より、自社のオリジナルブランド商品第1弾として、小型マルチ美顔器「JUNO プラチナ ホット&クール」を発売する。まずはカタログ通販を中心とした展開を予定しているが、百貨店、家電量販店、エステサロン、薬局、国内および韓国のテレショップなどにも拡販していく方針。  同製品の特徴は、特許申請中の特殊技術により実現した多機能性にある。現在では、超音波とイオン導入・導出機能を合わせ持つ美顔器は一般的となったが、同製品はこれに加え、温熱(Hot)および冷却(Cool)機能を業界で初めて搭載したという。  機能は豊富だが、本体には4つのボタンしかなく、「機械を扱うのが苦手な女性でも簡単に使用できる」(同社・任社長)。まずプローブを肌にあて肌質をチェックすると、クレンジングと導入の各モードの時間設定を自動的に完了。その後はこの2つの過程を順番に行うだけだ。  「クレンジングモード」では、温熱機能でヘッドの温度を37℃まで上昇、肌内部を温めることで毛穴を拡げたうえで、3MHz(1秒間に300万回の振動)の超音波の振動と、イオンの吸着する力を利用することで、通常の洗顔では落としきれない肌の奥の汚れまで取り除く。専用エッセンスゲル「BE-GANKI GEL」を用いてクレンジングするとより効果的という。  「導入モード」では、温熱機能で肌の細胞を活性化させ、超音波の振動により細胞と細胞の間に隙間を作り、栄養成分を肌に押し込む。同時にイオンの反発しあう力を利用して、水溶性だけでなく、“コラーゲン”などの“高分子成分”や、“コエンザイムQ10”などの“油溶性成分”なども肌内部へ導くことが可能。同モードの最後の1分間は、ヘッドの温度を自動的に11℃まで下げることで肌を引き締め、成分を肌の中に閉じ込める。  このように、超音波・イオン導入機能と温冷機能を組み合わせることで、導入の際に成分の浸透率を向上させることが可能という。広島大学・細胞死制御工学研究室が行った試験によると、“プロビタミンC”の皮膚再構成組織への導入において、イオン導入単独で行った場合と比べ、真皮組織に浸透した成分量が約1.6倍になったという。  このほか、例えばシャワー後にメイクする際、冷却機能のみを用いることで肌をクールダウンさせ、化粧崩れを防ぐといったように、多機能製品ならではの使い方もできる。使用後はキャップを閉じるとUVランプが10秒間照射、殺菌によりヘッドを清潔に保つことが可能だ。本体のサイズは幅8.4cm、奥行5.1cm、高さ12.8cm。重量は280g。カラーはピンクのみ。メインターゲットである20代以降の女性にアピールすることと、健康的な肌を連想させることが採用理由という。  税込み価格は3万9800円。「売上げの目標値は設けていない。OEMの実績は豊富だが、JUNOは我々が手がける初めてのオリジナルブランドで、これまでにない技術を搭載した。今後も大事に育てていく」(同氏)方針だ。

2007年09月27日 18:00