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コノコ医療電機 / 針付の指圧・マッサージ医療機器「シンアツシン」の簡易型モデルを10月より発売

バイブレーター「シンアツシン」シリーズ写真 コノコ医療電機(株)(本社東京都品川区、小川憲一社長)は10月より、刺さらない針を搭載するバイブレーター「シンアツシン」シリーズの簡易型モデルとして「AC-200」を発売する。販路はシンアツシン専門販売店や一般医療機器販売店を予定しているほか、通販、宣伝講習販売、百貨店、家電量販店、ドラッグストアなどでも展開していきたいという。  同シリーズは、中国伝統の針治療である「梅花針」や「集毛針」という皮膚刺激療法の特徴、原理に着目し、電動バイブレーターと針を組み合わせた家庭用医療機器。30年前の発売開始から約45万台を出荷している。「AC-200」は、上位機種に搭載される振動刺激の強弱調節機能などを省力して価格を抑えたほか、本体とケースの外観をオシャレで高級感のあるものとし、若い層にもアピールするスタイルに仕上げた。 「シンアツシン」の針先写真 搭載する針の先端は丸まっているため、肌には刺さらず、針治療やツボに関する知識がなくても安全・簡単に使用することが可能。針は認印程の太さの接触筒の中に12本取り付けられており、これがバイブレーターにより1分間に3000~3600回微振動、皮膚表面を刺激する。また、これと同時に、皮膚表面を押圧する接触筒により、指圧とマッサ一ジ効果を与えることができる。「シンアツシン」を漢字で表記すると「振圧針」となるが、これは、マッサージの「振」、指圧の「圧」、針灸の「針」を組み合わせたもので、同シリーズの特徴を現している。  使用方法は、指先で痛い部分や凝っているところなどを探し、針先をその部分に対して直角に当たるように押し当て、10~15秒ほどキープ。この作業を患部周辺でまんべんなく繰り返すことで血行を促進、筋肉の疲れやこりをほぐし、肩こり、腰痛、神経痛、筋肉痛などを緩和できるという。 バイブレーター「シンアツシン」使用の様子写真 (株)総合健康開発研究所が行った、膝に痛みを持つ13名(35才~70才)を対象としたモニター試験によると、「シンアツシン」使用開始4週間後には、使用前と比べて痛みの程度が半減したことが確認されている(被験者の平均値)。  このほか、身体の各機能を活性化させ、バランスを整える作用があるため、あらゆる病気の予防も期待できる。「怪我や病気になった部分を薬や手術により治療するのではなく、人間が持つ自然治癒力を向上させることが特徴」(同社・小川伸三専務取締役)という。  税込み価格は15万2250円。同社では、フラッグシップモデルである「AC-500」のモデルチェンジを来春に予定している。

2007年09月20日 17:30