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タバタ / フットケア健康器具「まめに開足」の累計販売数が20万個に到達

フットケア器具「まめに開足」写真 (株)タバタ(本社東京都墨田区、浦部征四郎社長)が2000年10月にリリースしたフットケア器具「まめに開足」の累計販売数が20万個に到達した。販路はバラエティショップ、ドラッグストア、生協、カタログ通販、他社ネットショップのほか、英国の百貨店、ハワイのスーパー、韓国の健康器具専門店などでも展開する。
 同製品は、4つの円柱状の突起の間に足指をはめ込むことで、指の一本一本を広げ、血行促進を促す健康グッズ。一日中ヒールやブーツなどで圧迫される足の指を開放し、筋肉の疲れを取る効果がある。材質には弾力性のあるエラストマーが用いられており、足のサイズの許容幅が大きいほか、円柱に差し込まれた豆の部分を取り外すことで指への刺激が調整可能だ。また、水の中でも使用できるため、入浴中に用いることで、さらなる血行促進効果が期待できる。
 このほか、足の指を開くため、ペディキュア塗りにも便利。スポンジ素材を用いた類似品と違い、ペディキュアの色が付着しても水洗いができるため、見た目の美しさ、清潔感を長期間維持できる。同製品のメインターゲットは都心に勤める健康志向でオシャレなOL。カラーはグリーン、クリアグリーン、クリアピンクとクリアブルーの計4色で、デザインは「まめ」そのもの。「フットケア商品であることから、足と豆にかけてこのような形になった」(同社GS事業部GS営業課・渡辺勝哉参事)。
フットケア器具「まめに開足」写真 同社は水泳用ゴーグルでは国内で約50%のシェア(OEM供給含む)を持つスポーツ・レジャーメーカー。スクーバダイビング用マスクやフィンなども開発・製造・販売する。「素材の特性を活かし、人間の身体に優しくフィッテングさせるノウハウを蓄積しており、『まめに開足』にもその強みを活かした」(同氏)という。また、同製品は3つの異なる金型により成型されているが、「普通に考えたら1つの金型で済ますところ。クオリティ重視のため、採算を度外視して開発したところがある。自社内で樹脂成型を行わないメーカーでは真似できない」(同氏)点も強みだ。
 税込み価格は630円。今後は同製品に消臭剤や炭などを用い、より清潔感のある商品の開発も計画している。

2007年09月06日 13:00