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ユードー / ニンテンドーDS対応の健康知識トレーニングソフト「健康検定」を11月15日より発売

ニンテンドーDS用健康ソフト「健康検定」写真 (株)ユードー(本社神奈川県横浜市、南雲玲生社長)は11月15日より、生活習慣病予防の促進を目的としたニンテンドーDS用健康ソフト「健康検定」を発売する。販路は百貨店、GMS、家電量販店、ゲーム専門店、玩具店などを予定しているが、ドラッグストアやフィットネスクラブ、栄養士養成スクールをはじめ教育機関などでも展開していきたいという。2008年4月までに8万~10万本の出荷を目指す。
 同ソフトは、日常生活の中での適度な運動やバランスの取れた食生活などの基礎知識を楽しく身に付けたり、体重やウエストなどのデータを記録できる健康知識トレーニングソフト。厚生労働省や農林水産省が策定した「食事バランスガイド」や、厚生労働省策定の「健康づくりのための運動指針2006(エクササイズガイド)」をもとに情報を収集した。トレーニングはクイズ形式で行われ、食事問題(食事トレーニング)は国立健康・栄養研究所の研究企画・評価主幹である吉池信男氏が、運動に関する問題(体トレーニング)は同研究所の田畑泉健康増進プログラムリーダーが監修している。問題数は1400。
「健康検定」食事トレーニング、体トレーニング写真 「TV番組による納豆ダイエットの捏造問題などで、多くの人が健康情報について疑うようになってきた。『健康検定』は信頼できる国立機関の情報を主体につくられており、安心して使用できるのが強み」(同社・横山貴敏取締役)。
 データの記録機能については、体重やウエスト値などの情報を、内蔵されている「健康手帳」に入力することで、肥満度をBMI(Body Mass Index)で表示する。過去のデータがグラフで表示されるため、健康管理やダイエットに関するモチベーションづくりにも活用可能。また、同データと食事・運動についての問題をもとに、10級~1級の検定試験を実施することもできる。
「健康検定」体重、ウエスト管理写真 同ソフト開発には、2008年度より特定健診がスタートするなど、メタボリック症候群が社会問題として深刻化している背景がある。「メタボ対策ソフトとしては、カロリー計算や体を動かすものが出始めているが、正しい健康知識さえ身に付けば普段の食事や通勤時における意識変化で予防や改善ができる。健康に関する知識の有無は、大きな差になると考えた」(同氏)。例えば同社では、プログラムのチェック作業を担当した社員5~6名が、毎日のように健康検定をプレイしたことで、ランチの際に野菜を多く含んだメニューを選ぶようになったほか、生活の中で意識的に歩くようになったという。「知識は一生の宝物になる。メタボ対策の第一歩として『健康検定』は最適」(同氏)。
 税込み価格は3990円。健康情報は日々進化するため、「2009年度版」という具合に、数年ごとに内容をリフレッシュして販売していく計画。

2007年09月10日 13:50