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エアアロマ / 近畿大との共同開発の、認知症への効果が期待できるアロマオイルを発売

アロマオイル「Ninchi+TEA TREE MEDI―AIR(ニンチプラス ティートゥリー メディエア)」写真 エアアロマ(株)(本社東京都渋谷区、片岡郷社長)はこのほど、認知症に効果が期待されるアロマオイル「Ninchi+TEA TREE MEDI―AIR(ニンチプラス ティートゥリー メディエア)」を発売した。同製品は、近畿大学理工学部応用科学科・宮澤三雄教授との共同開発によるもの。介護施設などへの導入を見込むほか、販路には相談薬局や病院を見込む。  認知症の患者には、脳内神経伝達物質“アセチルコリン”の低下が見られる。そこで、“アセチルコリン”の分解酵素“アセチルコリンエラスターゼ”の働きを阻害する、“ティートゥリーオイル”抽出物を複数配合したアロマ成分“双環性モノテルペン・ティートゥリー”を開発し、製品化した。分解酵素の阻害により、“アセチルコリン”の濃度が上昇し、認知症の予防と現状維持が見込まれる。なお、この効果については、試験管レベルで確認されている段階で、臨床試験は現在行っている最中だ。また、現在、「アセチルコリンエラスターゼ阻害剤」として特許を出願中だ。  香りは、“ティートゥリーオイル”をさらにシャープにした感じの香りとなっている。税込み価格は10ml・2100円、450ml・3万5700円。10mlサイズで、2週間~1ヵ月もつ。

2007年09月10日 16:10