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ピクノジェノールPRセンター / 「ピクノジェノール®」がADHDを緩和すると発表

ピクノジェノールPRセンターは、フランス海岸松から抽出した抗酸化物質「ピクノジェノール®」に、子どものADHD(注意欠陥/多動性障害)を緩和するという研究結果が確認されたと発表した。今回の研究では、「ピクノジェノール®」がストレスホルモンのバランスを整え、ストレスホルモンである“アドレナリン”や “ドーパミン”を抑制することで結果的にADHDの症状が緩和されることを示したもの。この研究結果は、近日中に『Nutritional Neuroscience』に掲載される予定だ。  ストレスホルモンは、心拍数と血圧の上昇、興奮、覚醒、神経過敏を引き起こすホルモンとして知られる。ADHDの患者は、健常者に比べストレスホルモンの値が遙かに高いことが認められている。  試験は、スロバキアの Children University Hospital 児童心理科で行われた。 対象はADHD外来患者57名(平均年齢9歳6ヵ月)で、1ヵ月間、「ピクノジェノール®」を41名に、プラセボ(偽薬)を16名に体重1kgあたり1mg投与した。なお、試験期間中、被験者は他の薬物やADHDに効果があると示唆される抗酸化物質である“ビタミンE”・“ビタミンC”を摂取していない。1ヵ月間の投与の前後に被験者の尿サンプルを採取し、ストレスホルモンの数値を測定したところ、「ピクノジェノール®」投与群は“アドレナリン”が26.2%、“ドーパミン”が10.8%減少した。 さらに投与中止後1ヵ月後の数値も測定したところ、 ストレスホルモンの値は増加し、ADHDの症状再発が確認された。なお、プラセボ群は全く変化がなかったという。  論文執筆者の1人であるピーター・ロドワルド博士は、「ADHDの子供を持つ親の中には、自分の子供に興奮剤による治療を受けさせることに不安を感じている人もいるだろう。そういう親たちにとって、ADHDの症状を自然に緩和する効果を持つ『ピクノジェノール®』は非常に魅力的だ。今回の試験結果によって、健康食品としては初めて『ピクノジェノール®』がストレスホルモンを低下させる効果が実証された」と述べている。

2007年09月26日 17:00