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ローカルコマース&パートナーズ / 復興目指す三宅島産100%明日葉使用のタブレット型健康食品を新発売

健康食品「あした葉の夢」写真 ローカルコマース&パートナーズ(本社東京都江戸川区、緑川健次代表)はこのほど、三宅島の“明日葉”を100%使用したタブレット型の健康食品「あした葉の夢」の販売を開始した。他社ネットショップで販売し、今後はエステなどの美容系ショップへ展開する考え。
 同製品は、全島避難を強いられた2000年の噴火からの復興を目指す三宅島を支援する一環として、緑川代表が同島の主要農産物である“明日葉”を原料に製造した健康食品。同社の本業は、地方産業の活性化支援や自治体のPR支援業務で、今回の健康食品の扱いは地方産業の活性化支援としての取り組みとなる。製品の開発には「島のイメージを背負っている」と品質管理の厳格な受託メーカーに依頼するなど、徹底して品質にこだわった。
 
 “明日葉”は、食物繊維、鉄分、カルシウム、ビタミン・ミネラルを豊富に含み利尿作用、便秘防止などの効能が知られている。また、独自成分として、“カルコン”を含有する。“カルコン”については、多くの研究結果が報告されており、血圧降下、血栓防止、さらに白内障、糖尿病による合併症を防ぐ効果があるともいわれる。
 「噴火の前までは明日葉は三宅島の主要農産物でしたが、いまは完全に商流が途絶え、厳しい状況にあります。ただ、現在は土地が寝かされたこともあり、“明日葉”は非常にいい状態で生育しており、無農薬栽培で安心安全も保障できます。私としてはこの製品が出回ることで三宅島の明日葉はもう大丈夫、ということを世間にアピールできればと思っています」と緑川代表は話す。
「青々と茂る三宅島の明日葉」写真 同社では今後、同製品で三宅島の“明日葉”の健在をアピールしながら、青汁などの健康食品の原料として「三宅島産 “明日葉”」の供給を、健食メーカーなどに展開し、同島の産業復興を支援していく。製品の税込み価格は、2880円。

2007年11月16日 18:10