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トーマイ日本支社 / メキシコ原産の注目の低GI値天然甘味料を拡販

健康食材「RYUCA 100%アガベシロップ」写真 メキシコ法人のトーマイ社の日本支社(大阪府大阪市、行司浩子代表)が9月より発売する健康食材「RYUCA 100% アガベシロップ」が、末端商品としての認知度向上に加え、紅茶専門店やオーガニックレストランなどで、ヘルシーな甘味料としての需要を増している。販路は、自社・他社ネットショップ、百貨店など。
 同製品は、メキシコの農場でオーガニックで育てられたアガベ(日本名リュウゼツラン)の“フラクタン(イヌリン:水溶性植物繊維)”を抽出し、加熱殺菌・濃縮した100%天然のシロップ。これまでは採取後すぐに発酵するため、輸出が難しかったが、加工技術の向上で日本での販売が可能となった。
 砂糖の約1.5倍の甘さながら「後味にキレがあり、あっさりした」独特の風味が特徴だ。少量でも十分に甘みがあるため、摂取カロリーを抑えられる。さらにグラニュー糖やメープルシロップ、蜂蜜など他の甘味料と比べGI値(グリセミック指数)が1/2以上も低く、血糖値の上昇を抑えられることから、生活習慣病が深刻化する日本でヘルシーな甘味料として注目を集めている。
 同社の行司代表は「この春に出展した展示会ではほとんど知られていませんでしたが、今秋の展示会ではほとんどの企業がその存在を知っていました」と明かし、認知度の高まりに手ごたえを感じている。国内では他にもアガベシロップを販売する業者が存在するが、行司代表は「私たちの強みは製品知識が豊富であること。現地の栽培農家とひとつのグループとして運営しており、その土地のことから植物まで熟知しています。製造工程も全て把握しています」と現地農家との密接で深い関係による「信頼性」をアピールする。
  
メキシコの乾燥した土地で8~10年かけて生育するアガベ写真 国内での販売活動の第一弾として9月に開設した同社ホームページは、単にアガベシロップの販売にとどまらず、メキシコ文化の情報発信もされており、同社はまさにその文化ごと同製品をPRする。今後は、イベントなどでさらなる認知度向上を図りながら、家庭用としての拡販と並行し、エステや製菓業界などへも健康付加価値のあるヘルシーな「先端素材」として積極的に売り込んでいく予定。ブルーアガベの球茎を圧搾した蜜水を使用した「プラチナ」300ml入りと70ml入り。マゲイから取るシロップの「ゴールド」300ml入りと70ml入りがある。

2007年11月13日 18:05