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武田紙器 / アスタキサンチン2%含有の無味・無臭・透明(非懸濁)型乳化製剤「アスタッツ-ECS」を2008年2月より上市

アスタキサンチン”を2%含有する無味・無臭・透明(非懸濁)型乳化製剤「アスタッツ-ECS」写真 武田紙器(株)(本社千葉県、冨田学社長)は、“アスタキサンチン”を2%含有する無味・無臭・透明(非懸濁)型乳化製剤「アスタッツ-ECS」の開発に成功、2008年2月より上市する。
 同製品は、高濃度化が困難とされる透明型の乳化剤を同社が独自技術で“アスタキサンチン”濃度を2%に仕上げることに成功したもの。同社ではこれまでに、無味・無臭・透明の同様のタイプで“アスタキサンチン”0.6%含有の乳化製剤「アスタッツ-ES」を販売している。
 同製品の原料となるヘマトコッカス藻抽出油は、大気と直接接触しない密閉系フォトバイオリアクターで管理・培養され、大気汚染・土壌汚染による汚染物質・化学物質等の混入のない安全性の高いヘマトコッカス・プルビアリス微細藻体から、超臨界炭酸ガス抽出法を用いて抽出。さらに独自技術で精製・脱臭した高品質製品を使用している。従来の溶剤抽出とは異なり、アセトン等の残留溶剤の心配も全くない。
 主色素は、“アスタキサンチン”で、水に容易に溶解し鮮明な淡橙色から赤橙色を呈する。
 同社では食品業界、化粧品業界から高い評価を得ている「アスタッツ-EC」に続く乳化製剤のラインナップにより、多様化するニーズに対応しながら拡販、特に健康ドリンク剤などへの応用展開を図っていく。サンプルワークは1月から開始する。

2007年12月28日 15:35