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炭酸ガスパックの元祖がEUでも国際特許取得

炭酸ガスパック (株)メディオン・コスメティック(大阪府大阪市、日置美子社長)の炭酸ガスパックがEUでも国際特許を取得した。すでにアメリカ、オーストラリア、韓国、カナダでも取得しており、現在、EUの主要諸国を中心に順次移行手続きを進めている。  同社の炭酸ガスパックは日置正人医学博士が床ずれの治療薬研究中に化粧品としての効能を発見し、誕生した。初の炭酸パックであり、類似品も多くなった中、国内でもその品質には定評がある。EUでの国際特許取得により、今後、海外へも積極展開を図る。  「EUでの特許は正直あきらめかけていました。といいますのも出願から2年近く何の連絡もなかったものですから。今年の2月にようやく連絡が来ました。特許はEUで代表してやっているので今後、国ごとに違う手続きをクリアしていきます。主要国であるイギリス、フランス、イタリア、オランダなどを中心に現在、移行手続き中です」と日置博士は現状を説明した。  炭酸パックは、すでに2003年のオーストラリアにはじまりアメリカ、韓国(2006年12月には医薬品特許も取得)、カナダの各国で国際特許を取得しており、現在、日本、中国でも出願中。EUでの特許取得により、ほぼ世界を網羅することになり、同社の今後の世界戦略にも一層の弾みがつく。  同社は、炭酸パックのリーディングカンパニーとして化粧品OEM事業の中核に炭酸パックOEM事業を行なっているが、今後、「世界基準」の商品力で訴求し、さらなる受注拡大を図る。

2008年07月08日 11:15