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地方銀行14行が共同で全国食品事業者とバイヤーのマッチングイベントを開催

地方銀行 フードセレクション2008『地方銀行 フードセレクション2008』が11日、東京ビッグサイトにて開催された。地方銀行14行により構成された「地方銀行 フードセレクション2008実行委員会」主催、リッキービジネスソリューション株式会社企画運営のビジネスマッチングイベントで、農林水産省・日本政策金融公庫と北海道・宮崎県など17の県・道が後援。今回が3回目の開催となり、全国26都道府県・355社に上る食品製造業や農畜水産業の事業者が出展、開催1日の来場者数は7,358名だった。
 同イベントは14行が取引先事業者の販路開拓などのため、百貨店・スーパーマーケット・ホテル・外食チェーンなどの食品担当バイヤーおよび本部担当者に向けたプロモーション展開を目的に開催。農産品・畜産品・水産品・加工食品・飲料・その他でカテゴライズされるが、会場内は各地14行ごとにブロック分けされており、写真にあるように各地の特色やキャッチコピーが記されたのぼりがはためく。会場内はまるでセール会場のような混雑振りで、肉を焼く匂いや試食を呼びかける威勢のいい声が飛び交い、まるで“大規模デパ地下”のような状態。各ブースで商談も活発に行なわれており、出展社にとっては費用対効果のいいイベント、という印象を受けた。
地方銀行 フードセレクション2008 野菜や生鮮食品を含め目立ったのは“健康訴求”と無農薬・有機などの“安全訴求”。食品産業にとって今後も不可避なテーマであろう。また温泉水などのミネラルウォーターも複数出展されていたが、含有するミネラル量や硬度の違いなどそれぞれの特色をアピールしていた。「まだ地元でしか知られていないので、なんとか販路を見つけたくて出展した」と話す事業者、すでに百貨店などに商品が採用されている事業者とさまざまだったが、午後になっても来場者が途切れることなく盛況のうちに閉幕。
 企画運営事務局によれば、2009年は開催日程を2日間に延ばし、同時期に開催を予定しているという。今回参画した地方銀行は以下のとおり。北海道銀行、七十七銀行、群馬銀行、常陽銀行、千葉銀行、横浜銀行、第四銀行、山梨中央銀行、八十二銀行、大垣共立銀行、広島銀行、伊予銀行、宮崎銀行。

2008年11月12日 16:07