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馬由来のプラセンタ原液を30,000mgも配合したエイジングケア飲料を新発売

 「umapura」 サーン(株)(東京都墨田区、松葉肇子社長)は馬プラセンタ純度100%の原液をひと瓶35mlのうちその85%にあたる、30,000mlも配合した高濃度美容飲料「PLACENTA-PRO30,000(プラセンタ・プロ30,000)」を発売した。“True Rejuvenation(本物の若返り)”をコンセプトとし、美容系クリニックや自然療法関連事業、相談薬局、エステティックサロンなどに卸していく。
 再生医療の分野でも注目されているように、グロースファクター(細胞増殖因子)を多く含み、美肌・健康にあらゆる効果を発揮する機能性成分として知られている“プラセンタ”。同社はこの“プラセンタ”の特性を理解している事業者に向けた戦略を展開したい考えだ。
「プラセンタの実力を知っているヒトであれば、この馬プラセンタがいかに高いポテンシャルを持っているか、いかに高濃度で高機能な原料であるかを理解しやすい。海外で営業している美容クリニックへの導入も決まりましたし、ロシアやドバイといった諸国の富裕層向けにも販売していきたい。また、原料ベースで液状・純末パウダー・スプレードライという形で供給ができ、さまざまなOEMにも対応します。すでに6社ほどOEMを受託している状況です」(同社・松葉社長)
 同社は馬の胎盤原料を中央アジア・キルギス共和国で確保することに成功、現地8箇所の牧場と契約し、トレーサビリティも確立されている。獣医立会いのもと回収された胎盤を衛生面でも鮮度面でも厳重に管理、即冷凍保存されたのち日本国内で精製・加工を行う。この工程でタンパク質を酵素分解・濾過した“水溶性プラセンタ”の原液は獣臭もなく、飲料にも化粧品にも加工しやすいという。
 通常サプリメントや化粧品に使用されている“プラセンタ”(哺乳類の胎盤)はそのほとんどが豚由来だが、同製品は馬由来の“プラセンタ”のみを採用。カラダの大きさからも想像できるように、馬の胎盤は豚の胎盤の約2倍の大きさがあり、ビタミン・ミネラル・酵素などの栄養素もより多く含まれている。“アミノ酸”量で比較すると馬プラセンタには豚プラセンタの300倍もの量を含有、豚には含まれない6種の必須アミノ酸も含まれている。
 現在星薬科大学の瀬山義幸教授により、成分解析およびその有用性について研究が始まっており、すでにこの“プラセンタ”が低分子化された“プラセンタペプタイド”であることを確認。今後も逐次、同社サイト内でエビデンスの発表をしていくという。
「PLACENTA-PRO30,000(プラセンタ・プロ30,000)」は1本・35ml入りで5,250円(税込)。写真は化粧ケースに10本入りで52,500円(税込)。

2008年11月17日 16:47