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アウトドアで活躍する”塗る湯たんぽ”

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素数(株)(東京都渋谷区、足立哲男社長)の温感ジェル「Hokaty」が注目を集めている。昨シーズン発売されたが、意外なシーンで活用されるなど、2009年シーズンは多様な販売展開を図る予定だ。

同製品は、ジェルタイプの温めアイテム。植物由来エキスを配合し、じんわりほどよく温感効果を発揮する。

「もともとはエコも絡め、冷え性の中高年女性をターゲットに発売したのですが、釣りやゴルフなどのシーンで男性にもグローブ代わりに結構使われていたようです。どちらも素手の感覚を大事にしたい、ということでニーズがあったようです」と同社広報担当は打ち明ける。

同社では、そうしたアウトドアシーンでの需要に応え、今シーズンは、ネットショップ、バラエティショップに加え、スポーツ関連のショップへも展開を図る。

配合成分は、イチョウ葉エキス、ショウガ根エキス、アルニカ花エキス、ブッチャーブルームエキス、ヒバマタエキスの5つの植物由来エキスのほか、グリセリンなど。各主成分が絶妙に組み合わさり、塗布部をじんわりと“温感”が包み込む。

使い方は、少量を手の平にとり、手や足にマッサージするように薄く伸ばす。程よく伸びる心地よい塗り心地で、べたつかず、サラッとしている。臭いはほとんどない。

同社では、エコの観点から、室内で暖房を控えるスタイルとしていま話題の“着るブランケット”「ウォーミー」(税込希望小売価格=2,500円)との組み合わせを提案する。「Hokaty」の税込価格は1,050円(60g)。

2009年12月22日 16:03