タヒチアンビジョン（東京都世田谷区、河野一郎社長）は3月上旬より健康ドリンク「ノニベリー」を新発売する。専門店、百貨店、高級スーパーなどで販売する。
同製品は、ノニをベースに飲み易さと品質を追求した健康飲料。同社はこれまでに独特のクセのあるノニの普及版として「ノニ・ベリーミックスジュース」を発売しているが、同製品ではさらに飲みやすさにこだわり、試行錯誤を重ねた。
「この製品は、味は関係なくノニを支持するコアな層の外側に位置する方々に1人でも多くノニドリンクを楽しんでもらえればと考え、徹底して飲みやすさにこだわりました。ポイントは、アサイーベリー、ブルーベリー、ラズベリー、クランベリーの4種の“ベリー”の採用です。有機ノニエキスを35%使用していますが、本当においしくゴクゴクいけちゃうので健康にはもちろん問題ないものの飲みすぎが心配なほどです」と河野社長はその完成度に胸を張る。
ノニを飲みやすくし、ノニの認知度アップに貢献した「ノニベリーミックス」に話題の“スーパーフルーツ”アサイーベリーを加えるなど、テイストともに機能性アップにもこだわった同製品。飲み易さ向上のため、甘味料を使用したが、それも低GIの天然素材・有機ブルーアガベを採用するというこだわりよう。普及版の良さはしっかりと引き継ぎながら、磨けるところは妥協せず磨き上げた。
同社は、日本で最初にタヒチ産ノニの原液輸入を手がけたパイオニアで、その製法には徹底してこだわる。一般的な窄汁ではなく、樽で長期熟成発酵させる現地の伝統製法による抽出液のみを使用。その結果、同社のノニエキスは口当たりがまろやかで、さらに分子量も細かくなることから小腸での吸収がよいとされる。
リーマンショック以降も大きな落ち込みはなかったという同社は、2010年、ここまで地道に認知度を高めてきたノニ製品のブランディングを強化する方針で、さまざまなプランを計画。ノニの普及啓蒙と並行しながら、ノニをベースにした多様な商品展開、海外進出なども視野に入れ、“ノニ市場”の拡大を図る。
製品の税込価格は4,830円（900ml）。
