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品質情報管理ソフトの上位システムを発売

東京システムハウス(株)(東京都品川区、林知之社長)は6月に品質情報管理ソフト「成分タドルス」の上位システム「TOREPAS(トレパス)」を発売する。食品製造メーカーをメインに展開する。

トレパスは、すでに60以上の企業で導入されている品質管理ソフト「成分タドルス」の上位システム。EXCELで運用、管理されている原料規格書をそのままデータベース化することができるなどで、短期間でのシステム構築が可能となる成分タドルスを、さらに市場環境などにあわせ、進化させた。

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トレパスでは、版管理機能を搭載し、旧版参照によるトラブルを防止するなど、成分タドルスユーザーの声を反映した機能などを追加した。同システム導入により、煩雑な規格書の効率的な作成が可能となるほか、商材情報の一元管理による営業力強化、品質表示ラベルの印刷ミスの減少、原料表示に関するミスの防止などに貢献する。

規格書情報は、年々煩雑化しており、業界ではその標準化に向けての動きもある。標準化の実行へ向けては、さまざまなハードルがあるものの、着実に地固めは進められており、事業者は環境変化に柔軟に対応すべくアンテナを張っておく必要がある。

同社では、そうした側面のサポートの一環として、4月15日に「成分タドルスフェア2010」を東京・五反田のゆうぽうとで開催する。タドルス導入企業の声、そしてトレパスの紹介のほか、(独)農林水産消費安全技術センターによる「JAS法に関連する原料表示の最新情報」の基調講演、品質情報の業界標準化へ向けた取り組みの報告、も行われる。入場は無料。