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国内最大の平盤打抜機

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旭マシナリー(大阪府高石市)はこのほど、国内最大シートサイズである2100×1300㍉の打抜き加工を可能にした「カートンマスターAPー2100型」を開発した。1号機はレンゴーが近く完成披露する福島矢吹工場(福島県西白河郡矢吹町)に納入された。

同社は紙器・段ボール業界向けの自動平盤打抜機、グルアメーカーとして知られている。

特に段ボール業界向けでは主要大手企業で稼働しており、シェアも高い。ただこれまで段ボール向け機種は、塩とサイズが1600×1100㍉、2000×1100㍉および2年前に発表した1700×1300㍉という寸法が標準、特に「1600MーⅡ、同MーⅢ」が主力マシンである。

同社・高橋孝平社長は「当社は紙器・段ボールの両分野で平盤打抜機を導入頂いているが、販売比率では段ボール向けが70%、紙器向けが30%で、昨年は紙器業界での不振もあって段ボール85%、紙器15%と段ボールが多い。また段ボール向けはこれまでに国内向けでも500台以上の実績があり、こうした当社の40年の機械開発の歴史と技術の蓄積から生まれた最新機種が今回の2100型である」と語っている。

「カートンマスター2100型」は、最大シートサイズ2100×1300㍉、最少シートサイズ700×500㍉、最高打抜速度毎時5000枚、最大打抜き圧400㌧。

各部の特徴では、フィーダー部は新開発の「LAP FEEDER」(特許出願中)を搭載、サクションボックス、サクションベルト、フロントゲージ、シートガイドからなる本体と、フィーダーボード、フロントトレー、スムーザー、バックプッシャ―からなる位置決め部により構成、高精度のシート供給を実現している。

また見当補正装置は、供給部に取り付けられたカメラにより、補正マークシートとシート端との相違をリアルタイムで検知、適正位置にシート補正を行うので、抜きロスが確実に減少する。

プレス部は大型シートを考慮したプレス機構を採用、ストリッピング部は、下型が操作側より挿入可能、安全性と作業性が向上している。そのほかデリバリー部や抜型供給装置など大型段ボールシートに対応した機構により、効率的な加工を実現している。

高橋社長は「厳しい経済環境のなかで、段ボール業界も以前のような高速性追求ではなく、省力化、小ロットへの対応やロス率の低減、品質向上が求められている。新機構のラップフィーダーや見当補正装置もこうした要望を取り入れたものであり、大手段ボール企業を中心に高い評価を得ている」と語っている。さらに加工範囲についても今回の国内最大の2100から紙器用まで豊富なアイテムでニーズに対応していくとしている。

2010年04月05日 12:07