(株)ジョージオリバー（本社：東京都港区、波多野明男社長）は2011年4月12日、東京・南青山のギャラリーにて展示会スタイルの新ブランドプレス発表会を開催、米ヘインセレスティアグループ社およびFiat Luxe社と独占販売契約を締結したパーソナルケア商品群をお披露目した。100％植物由来のオーガニックシャンプーやボディローションなどがすでにバラエティショップの店頭で販売を開始、日本初上陸のオーガニック4ブランドへの引き合いは多く、すでに同社へはさまざまな販売チャネルから問い合わせが入っているという。
全米を代表するオーガニックブランド「アバロンオーガニクス」は100％植物由来の成分を使用しているだけでなく、成分の70％以上がオーガニック認証を受けているほか、安全性や有効性に徹底的にこだわっているブランド。今回日本で販売されるのはシャンプーなどのヘアケア商材、シャワージェル、ボディローションなどで、1,440～2,230円といったリーズナブルな価格帯で販売。すでに都内バラエティショップの店頭に並び、消費者の反応は上々だという。
同じくコンセプトブランド「アルバボタニカHAWAIIAN」は、ハワイ諸島の恵みを最大に生かしたオーガニックブランド。本物のフルーツとなんら変わることのないトロピカルな香りのスキンケア、ヘアケア、ボディケア、サンケア商材30アイテム以上をそろえる。680～2,640円とこちらも低価格帯の商品ラインアップ。
さらにフィトテラピー（植物療法）発想でハーブとフルーツの有用成分のみを配合したナチュラルオーラルケアブランド「ジェイソン ピュア、ナチュラル＆オーガニック」も展開。アルコール類はもちろんのこと、フッ素化合物や合成保存料を使用せず、シリカや炭酸カルシウムなどの天然の研磨剤を採用。価格は1,260～2,835円とオーラルケア商品としては少し高めだが、化学物質を徹底的に排除しているにも関わらずホワイトニング効果も期待できるという。
プレス発表会で女性誌の編集者たちにも大いに注目されていたのが、天然フェルトに100％植物成分のアロマソープを包み込んだFiat Luxe社の「フィアットルークス フェルトソープ」。ニューヨークのanthropologieを初めとした米国の有名セレクトショップで人気のフェルトウールで包まれた手作り石鹸で、石鹸とウォッシュタオルが合体したもの。水にしばらく浸すとフェルトがスポンジのようにやわらかくなり、そのまま体や顔を洗うことができる。
「普通の石鹸とも比較検証したのですが、ウールのもつ抗真菌性作用により常にフレッシュな状態を保つことができますし、ピーリング効果で肌もすべすべになります。乾いている状態なら部屋やクルマにフレグランスとして置いてもいい。もともとはフェルト職人さんたちがひとつひとつ手作りで売っていたもので、いわゆるコスメ売り場のようなところでは販売していないのです。日本でも5月上旬からインテリアのセレクトショップで販売を予定しています」（同社波多野社長）
アロマは5タイプあり、120ｇ・3,150円。中身の石鹸は1カ月くらいでなくなるが、フェルトに切れ目を入れ石鹸を入れれば再利用できる。同社は今後もこのようなオーガニックブランドを取り扱う商社として、ビジネスを展開していく考え。
