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中止も検討されていたオーガニックの祭典

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BioFach Japan-オーガニックEXPO運営事務局(東京都千代田区)は2011年9月1日、都内で第11回「BioFach Japan(ビオファジャパン)オーガニックEXPO」(11月1日~3日=東京ビッグサイト)の開催概要を発表した。

前回2月の会見1ヶ月後に東日本大震災が発生。開催中止も検討されたが、実施することも支援につながると判断し、決行が決まった。テーマは「チェンジ・チャレンジ・ニッポン!-日本がオーガニックに目覚めるとき」。

「日本は震災による大変な被害にあった。有機の農家は小さな企業が多く本当に大きな打撃を受けている。中止も考えたが、“続けるしかない”という判断で開催を決定した。少しでも支援につながればいいと考えている」と主催のニュルンベルクメッセ日本支部代表部のハインツW.クールマン氏は説明した。

内容は、例年通りの企画に加え、特別企画「グランマのX‘masオーナメント」として、被災地の方が作成したクリスマスオーナメントの販売を実施。さらに開催するセミナーの収益の一部を義援金にあてるなど、被災地支援に関連した企画も行う。

「グランマのX‘masオーナメント」を企画した日本オーガニックコットン協会副理事長の渡邊智恵子氏は「被災者に何ができるかと考えたとき、失われた仕事を何とかできないかと考えました。それが生活の糧になり生きる喜びの源になる。そこで、コットンでクリスマスオーナメントを作ってもらい、それを販売することで収益を得るお手伝いができればと企画しました」と経緯を話した。

2011年09月01日 17:22