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IHM、植物性ナノ型乳酸菌SNK®「ヒト臨床試験による抗ストレス作用」国際学術誌に収載 ~機能性表示対応へ大きく前進~

株式会社IHM(東京都品川区)が取り扱う植物性ナノ型乳酸菌SNK®(以下、SNK)について、ヒト二重盲検による抗ストレス作用をまとめた論文が国際学術誌「International Journal of Environmental Research and Public Health」に受理され、令和4年7月22日にオンライン公開されました。

( 論文タイトル:Effect of Oral Administration of Lactiplantibacillus plantarum SNK12 on Temporary Stress in Adults: A Randomized, Placebo-Controlled, Double-Blind, Parallel-Group Study~ 和訳:成人の一時的ストレスに対するLactiplantibacillus plantarum SNK12の経口投与の効果:ランダム化プラセボ対照二重盲検並行群間比較試験 )

 同試験は、試験参加者の現在の気分の状態を評価するため、健康な20歳以上の男女66名をプラセボ、SNK低用量(50mg:1000億個)、SNK高用量(150mg:3000億個)の3群に分けて、それぞれを4週間摂取してもらいました。摂取前と摂取4週間後のストレス負荷(内田クレペリン検査)後にPOMS2心理評価を行い、総合的な気分の状態を表すTMD得点の変化量を測定しました。
解析の結果、SNK低用量、SNK高用量ともにプラセボと比較しTMDは有意に低値を示し、一時的なストレス負荷から生じるストレスを緩和しました。


 POMS2の項目別にみたところ、SNK低用量では、AH(いらいら-不機嫌)について顕著な有意差、SNK高用量ではTA(緊張-不安)、CB(混乱-当惑)について有意差がみられました。また、客観的指標としてストレス時に高くなるコルチゾールを唾液で測定した結果、SNK摂取群はプラセボ群と比較して低値を示しました。

 今回の臨床試験により、SNKの継続摂取は精神的ストレス(特にネガティブな気持ち)に対して有益な効果を発揮することが期待でき、上記内容を訴求する殺菌乳酸菌原料として、現在、機能性表示食品の申請準備を進めています。

2022年08月19日 10:00