中国寧波市で「ヤクルト」の販売を開始

株式会社ヤクルト本社（社長　堀澄也）では、中国ヤクルト株式会社による浙江省寧波（ニンボー）市での「ヤクルト」の販売を２008年５月２６日から開始します。
　寧波市は、中国華東地区の東端に位置した人口約６00万人の港湾都市で、中国４大港湾の1つに数えられています。また、1９80年代から外資企業の誘致を積極的に進め、欧米、日本や韓国など多くの外国企業が進出している工業都市でもあります。本年５月1日には杭州湾海上大橋（全長36キロ）が開通し、上海まで陸路で約２時間での往来が可能となり、更なる発展が期待されているエリアです。
　今回、寧波市とその近郊で「ヤクルト」の販売を開始することにより、上海・南京・蘇州・杭州市とあわせて、中国最大の消費エリアである中国華東地区での販売体制が整うことになります。
　中国事業の統括会社である中国ヤクルト株式会社は、今後、広東省を除く中国全土の販売拠点の設立を直接行い、より効率的な販売エリアの拡大を推進していきます。
　中国ヤクルト株式会社および寧波支店の概要は以下のとおりです。
記
「中国ヤクルト株式会社の概要
（1）会社名：中国ヤクルト株式会社（日本語）
養楽多（中国）投資有限公司（中国語）
（2）所在地：上海市　浦東新区
（3）代表者：安齋春樹
（4）資本金：４,５70万ＵＳドル（株式会社ヤクルト本社100％出資）
（5）設　立：２00５年４月1２日
中国ヤクルト株式会社寧波支店の概要と販売計画
（1）所在地：螳＃g市蜷ｯ新路11号2譬謀1楼南
（2）支店長：中島紀幸
（3）開設日：２008年３月２６日
（4）管轄地域：寧波市およびその近郊（舟山市、台州市、温州市など）
（5）販売方法：スーパーなどの店頭販売
（6）販売計画：２008年度　５,000本／日
以　上
【参考】中国における事業展開の概要
　中国では、中国事業の統括会社である中国ヤクルト株式会社を中心に、製造・販売会社の広州ヤクルト株式会社（※1）と上海ヤクルト株式会社（※２）、販売会社の北京ヤクルト販売株式会社（※３）、上海ヤクルト販売株式会社の合計５社で事業を展開しており、４月末現在で合計約９1万本／日を販売しています。
（※1～３の事業所では、宅配・店頭の両チャネルで販売しており、ヤクルトレディの数は４月末現在で合計7９６名となっています。）
■中国ヤクルト株式会社
　中国全体の事業を統括し、戦略・事業プランを立案・実施することにより、中国での事業展開の迅速化を図ることを目的に、２00５年４月に上海市に設立した株式会社ヤクルト本社の100％子会社です。
　今回の寧波支店開設を皮切りに、今後は中国全土に直接支店を開設して販売網を強化していきます。
■広州ヤクルト株式会社
　広州市を中心とした広東省内で２00２年６月から「ヤクルト」の製造・販売を行っています。
■上海ヤクルト株式会社
　上海市内および南京市内で２00５年５月から「ヤクルト」の製造・販売を行っています。
■北京ヤクルト販売株式会社
　北京市内とその近郊で２00６年６月から「ヤクルト」の販売を行っています。
■上海ヤクルト販売株式会社
　広東省および上海・南京・北京市以外の諸都市で「ヤクルト」の販売を行っています。天津市、蘇州市、杭州市、青島市に支店を設置し、各都市とその近郊で「ヤクルト」を販売しています。