鈴廣蒲鉾グループの(株)マリンサプリ(神奈川県小田原市、鈴木博晶社長)は、同社が開発した「魚肉ペプチド」の機能性について、神奈川歯科大学と順天堂大学で新たな研究を開始する。
神奈川歯科大学 生体管理医学講座薬理学分野は、電子スピン共鳴(ESR)研究室 李教授のもと、アンチエイジングに関する臨床実験を実施する。 同試験では、20代~40代の男女20人を対象に2ヶ月間「魚肉ペプチド」を摂取し、検査。アンチエイジングに関する効果を確認する。
順天堂大学スポーツ健康科学部 運動生理学研究室 内藤准教授では、筋タンパク合成のメカニズムに関する研究を実施。同研究は、ラットに「魚肉ペプチド」を与え、細胞レベルでの効果を確認する。
各実施機関は、神奈川歯科大学「アンチエイジング臨床試験」が2009年2月から2ヶ月間、順天堂大学は2009年2月から約1ヶ月間実施する。
両結果をもとにマリンサプリは、健康維持に留意する一般消費者ならびにアスリートやスポーツ団体などへ提案し、販売強化していく。
なお、過去の研究結果については、同社グループ会社の「魚肉ペプチド研究所」のホームページ(http://www.surimi.com)で紹介している。