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ブルートゥース搭載の体組成計を開発

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健康をはかるリーディングカンパニーである株式会社タニタ(東京都板橋区前野町1-14-2、社長・谷田千里)は、ブルートゥース方式の無線通信モジュールを搭載した体組成計インナースキャン「BC-504」を開発、7月1日より発売します。この方式に対応している機器に、計測した体重や体脂肪率などのバイタルデータ(生体情報)を送信・取り込み管理することができるのが特徴です。

第1弾として、KDDI株式会社(東京都千代田区飯田橋3-10-10、社長兼会長・小野寺正)から発売されるauブランドの携帯電話2機種「Sportio water beat」および「SOLAR PHONE SH002」(シャープ株式会社製)に対応。取り込んだ計測データを、内蔵したアプリケーションで管理することができます。価格は1万9800円(消費税込み)。タニタが運営する会員制の健康管理サービス「からだカルテ」のモバイルサイトに特設ページを設け販売します。続いて店頭での販売も順次、行っていきます。健康にこだわりをもつ30代の女性などを中心に年間5000台の販売を計画しています。

発売する「BC-504」は、円形の強化ガラスを全面に採用してリビングでも使えるよう斬新なデザインとしています。通信方式として採用したブルートゥース(クラス2)は世界標準で障害物に強いことが大きな特徴です。到達距離は10m。高速化機能を盛り込んだバージョンとなっています。計測できるのは体重、体脂肪率、筋肉量、推定骨量、内臓脂肪レベル、基礎代謝量、体内年齢、体水分率、BMI(体格指数)の9項目。これをKDDIのヘルスケアサービス「auSmart Sports KaradaManager」に取り込み、グラフなどで視覚的に管理することができます。携帯電話の電源が入っている状態であれば計測したデータを自動的に送信でき、アプリケーションを起動しなくても取り込めるのがメリットです。

タニタでは、生活者が求める生活の質の維持や向上を支援することを目的に、ハードとソフト(サービス)の両面から健康情報を収集・保存・活用する仕組みづくりに積極的に取り組んできました。これを具現化させるため、2007年3月に健康計測機器とウェブとを連携させた次世代ヘルスケアサービス「モニタリング・ユア・ヘルス(MYH)」事業に着手、まず会員制の健康管理サービス「からだカルテ」をスタートさせました。

通信機能を備えた体組成計や歩数計、血圧計などで計測したデータを使い、専門家が個別に食事・運動をはじめとする生活改善に向けたアドバイスをする「からだサポート倶楽部」など日々の健康管理にかかわるサービスを提供しています。一方でさまざまな通信方式に対応できる機器の開発にも取り組んでおり、健康にかかわるハードからソフトまでトータルソリューションを提供できる企業を目指しています。

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2009年05月25日 20:53

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