マーケティングリサーチ最大手の株式会社インテージ(本社：東京都千代田区、代表取締役社長：田下憲雄）は、ビジネスパーソン意識調査『職場での男性の身だしなみ事情』に関して調査を実施しました。本調査は、2009年7月17日～7月21日、インテージ・ネットモニター“キューモニター”のうち20～59才の男女891名を対象として、職場での身だしなみについて、“男性の意識や実態”と“女性から見た男性の身だしなみ”に関してインターネット調査を行い、結果をまとめました。
■調査結果のポイント
1.職場での身だしなみは、男性は鼻毛・整髪・ヒゲが気になり、女性は男性の匂いやフケが気になる
男性が職場で『気にしていて何らかの対策をしている』身だしなみは、半数以上の人が「鼻毛の伸び」（61.8％）、「寝癖・髪型」（58.0％）、「ヒゲの手入れ」（57.6％）。
『特に気にしていない』人が多かったのは、「顔の肌の乾燥」（41.3％）「毛穴の開き・黒ずみ」（38.9％）、「フケ」（34.3％）。 (複数回答）(表1参照）
一方、女性が男性の職場での身だしなみで『気になる』『やや気になる』のは、9割以上の人が「口臭」（93.6％）、「体臭」（92.7％）、「フケ」（91.5％）と回答。
「フケ」に関しては、女性で気になる人が多い割に、男性は対策をしていない人が多い。(複数回答）(表2参照）
2. 職場での服装・エチケットに関して、男性は“まずは服装”、しかし女性は“トータルでチェック”
男性が職場で気をつけている服装・エチケットは、85.2％の人が「ワイシャツを着たときに下着を着る」と回答。さらに、「ズボンの折り目」（74.4％）、「スーツのしわ」（72.2％）、「ワイシャツのしわ（64.5％）と7割前後の人が服装には気をつけている模様。
汗対策に関しては、高い年代ほど「汗拭き用のタオルを常備している」が多く、若い年代は「会社に制汗剤や制汗シートを常備している」の割合が高い。「夏場は汗をかくので、会社にシャツや下着の着替えを置いている」は20代、30代の方が高い割合。(複数回答）( 表3-1、3-2参照）
女性が男性に求める服装・エチケットは、「口臭を防ぐためにオーラルケアをしている方が良い」（80.7％）、「汗拭き用のタオルを常備している方がよい」（74.1％）、「スーツのしわが気になる」（71.1％）、「ワイシャツのしわが気になる」（64.7％）、「ワイシャツを着たときに下着を着ている方がよい」（62.6％）とトータルで見ている。
年代別でみると、ほとんどの項目に関して若い年代（20代女性）のチェックの厳しさが伺える。(複数回答）( 表4-1、4-2参照）
3. 実際に使用している“男性用化粧品・エチケット用品”は、20代、30代、40代のトップは「デオドラント・制汗剤」、50代のトップは「鼻毛カッター」
男性が『実際に使用している』化粧品・エチケット用品は、「デオドラント・制汗剤」（37.6％）が最も高く、次いで「汗拭きペーパー・洗顔シート」（31.6％）、「鼻毛カッター」（31.2％）。
まだ使用していないが『興味があり使用してみたい』のは、「消臭・抗菌下着」（31.6％）、フェイスケア用品に関しては、まだ興味が低い傾向。
年代別でみると、20代、30代、40代のトップは「デオドラント・制汗剤」、50代のトップは「鼻毛カッター」。(複数回答）( 表5-1、5-2参照）
女性が、男性の使用に『賛同できる』『やや賛同できる』化粧品・エチケット用品は、「デオドラント・制汗剤」（86.9％）、次いで「鼻毛カッター」（84.2％）、「消臭・抗菌下着」（81.0％）「汗拭きペーパー・洗顔シート」（80.3％）と、男性の使用状況と類似している。
フェイスケア用品の使用に関しては、「洗顔化粧品」「化粧水・乳液」は7割以上の人が『賛同できる』『やや賛同できる』と回答しているが、「美容液・栄養クリーム」「洗顔パック」を使うことに関しては、賛否が拮抗している。 (複数回答）( 表6参照）
■調査概要
調査方法：インターネット調査
調査地域：一都三県（埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県）
調査対象者：インテージ・ネットモニター“キューモニター” 20-59才男女個人
サンプル構成：
20代：217人（男性：113人、女性：104人）、30代：233人（男性：115人、女性：118人）、40代：224人（男性：112人、女性：112人）、50代：217人（男性：115人、女性：102人）
調査期間：2009年7月17日（金）～7月21日（火）
調査実施機関：株式会社インテージ・インタラクティブ
詳しい調査内容は、インテージウェブサイトをご覧下さい。
http://www.intage.co.jp/news/2009/497/
【株式会社インテージ】http://www.intage.co.jp/
株式会社インテージ(市場名：東証1部・4326、本社：東京都千代田区、設立年月日：1960年3月2日、代表取締役社長：田下憲雄）は、国内マーケティングリサーチのパイオニア、業界リーダーです。当社はインテージグループ各社とともに、お客様のマーケティング活動とビジネスプロセスの最適化に貢献する「インテリジェンスプロバイダー」として、強固で高品質なマーケティングリサーチ基盤に、インターネットに代表される高度で最先端のITソリューション技術を融合、コンサルテーション機能も付加し、お客様が日々直面する経営課題への「最適解」を提供しています。
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株式会社インテージ・インタラクティブ(本社：東京都千代田区、設立年月日：2002年10月1日、代表取締役社長：一ノ瀬茂）は、国内におけるマーケティングリサーチの草分けであるインテージグループの一員として、インテージの持つ「知見」や「ノウハウ」を活用し、早さや手軽さだけではない「品質」を重視したインターネットリサーチサービスを提供しています。
