化粧品OEM製造に特化したメディア運営を行う株式会社シーリア総合研究所（本社：埼玉県吉川市、代表取締役社長：山崎 智士 以下、シーリア総合研究所）は、7月10日～7月13日の4日間、10代～30代の女性に対し、携帯電話のインターネットにより、「人の臭い」に関する緊急アンケートを実施、300名の有効サンプルを回収、集計致しましたので、その結果をお知らせいたします。
＜調査結果＞
1. 女性は年代を重ねるほど自分の体臭だけでなく、恋人や友人の体臭にも敏感になる
2. 自分の体臭は気になるが、体臭消臭剤は使っていない10代～30代女性は3人に1人。特に、30代女性は使っていない割合が最も高い
3. 体臭が気になり始める時期は、1年中が最多。次に、夏場が多い
4. 体臭消臭剤は朝の利用が圧倒的に多い
5. 体臭消臭剤の購入場所は圧倒的に「ドラッグストア」が多い
6. 体臭消臭剤を使っている人の7割はリピート購入
7. 体臭消臭剤の好きな香りは「石鹸」の香り
8. 体臭消臭剤に追加されると魅力が増す機能は、UV対策効果と身体にやさしい成分が同率トップ
＜調査結果詳細＞
調査結果詳細はWeb上でも公開しています（グラフ付き！）
⇒ http://www.coreda-bank.com/static/customer_enquete/detail_20090730
1. 女性は年代を重ねるほど自分の体臭だけでなく、恋人や友人の体臭にも敏感になる
10代～30代の女性300名に対し、人の臭いが気になるかどうかについて聞いたところ、年代を重なるにつれ、人の臭いに敏感になることが分かりました。
まず、自分自身の臭いが気になるかどうかについて年代別に聞いてみると、10代では84.0％、20代では85.0％、30代では90.0％の回答者が『気になる』と回答し、30代がトップとなりました。
次に自分以外の人の臭いについて尋ねたところ、自分の父親の臭い（10代：50.0％、20代：61.0％、30代：75.0％）、恋人の臭い（10代：55.0％、20代：60.0％、30代：73.0％）、友人の臭い（10代：48.0％、20代：63.0％、30代：67.0％）、他人の臭い（10代：75.0％、20代：81.0％、30代：88.0％）と、いずれも30代がトップで、年代が上がるほど人の臭いに対して敏感になっている様子がうかがえる結果となりました。
このような結果になった理由としては、加齢によって自分自身の臭いが気になり始めたことから、他人の臭いに対しても敏感になっているのではないかと考えられます。
2. 自分の体臭は気になるが、体臭消臭剤は使っていない10代～30代女性は3人に1人。特に、30代女性は使っていない割合が最も高い
自分の臭いが気になると回答した10代～30代の女性259名に対し、体臭消臭剤の利用状況について尋ねたところ、「現在利用している」と回答したのは全体の63.3％で、「現在は利用していないが、過去に利用したことがある」と回答したのは25.9％、「一度も利用した経験がない」との回答は10.8％となり、自分自身の体臭が気になっている人の3人に1人は、現在体臭消臭剤を利用していないようです。特に、人の臭いを一番気にしている30代女性の利用が少ない結果となりました。
3. 体臭が気になり始める時期は、1年中が最多。次に、夏場が多い
人の体臭が気になると回答した260名に対し、体臭が最も気になり始める時期はいつなのかについて単一回答形式で聞いたところ、最も多かった回答は「時期は問わない（1年中）」で34.5％となりました。次に多かった回答は「6月」で21.3％、3番目に多かった回答は「7月」15.0％となっており、湿気が多くなったり、汗を沢山かき始めたりする時期に「臭い」が気になり始める様子がうかがえる結果となりました。
4. 体臭消臭剤は朝の利用が圧倒的に多い
現在体臭消臭剤を使っていると回答した180名に対し、体臭消臭剤を利用する時間帯を複数回答形式で聞いてみたところ、「午前6時台～午前7時台」で27.2％、「午前8時台～午前9時台」34.4％となり、出勤や通学前の利用が圧倒的に多いことが今回の調査から明らかとなりました。
また、どのようなブランドの商品を使っているかについて聞いてみたところ（単一回答形式）、最も多かった回答は、「8×4（花王）」で39.4％、次に「Ban（ライオン）」で19.4％、3番目に「Ag＋（資生堂）」13.3％が続く結果となりました。
5. 体臭消臭剤の購入場所は圧倒的に「ドラッグストア」が多い
10代～30代の女性300名に対し、現在の体臭消臭剤の利用状況について尋ねたところ、「現在利用している」60.0％、「現在は利用していないが、過去に利用したことがある」26.7％、「一度も利用した経験はない」13.3％となりました。
次に、「現在体臭消臭剤を利用している」と回答した180名に、現在主に使っている体臭消臭剤の購入場所を単一回答形式で聞いたところ、「ドラッグストア」が83.3％で圧倒的となり、2位以下に大差をつける形となりました。（2位以下については以下の通り：2位「スーパー」6.7％、3位「コンビニ」2.8％）
また、同回答者に対し現在使っている体臭消臭剤の価格帯を聞いたところ、最も多かった回答は「250円以上～500円未満」で42.8％、次に多かった回答は「500円以上～750円未満」27.8％、3番目に多かった回答は「750円以上～1,000円未満」21.7％という結果となり、比較的低価格な商品を使用している様子がうかがえます。
さらに、同回答者に対し、体臭消臭剤を購入する上で重視したこと（限定回答形式：3つまで選択可）を尋ねたところ、トップになったのは「効果・効能」で70.6％、2位「価格」66.1％、3位「形状（スプレータイプ、シートタイプなど）」48.3％が目立つ結果となっています。
6. 体臭消臭剤を使っている人の7割はリピート購入
現在体臭消臭剤を使っていると回答した180名（女性）に、現在使っている体臭消臭剤はリピート購入商品かどうかを聞いたところ、全体では「リピート購入した商品である」との回答は71.1％となりました。
年代別でみていくと、「リピート購入した商品」を使っている人は10代で65.6％、20代で71.2％、30代で77.2％となりました。このように年代が高くなるにつれ、リピート購入の割合も上昇する傾向があるようです。
7. 体臭消臭剤の好きな香りは「石鹸」の香り
現在体臭消臭剤を使っていると回答した180名（女性）に対し、好きな体臭消臭剤の香りのタイプを単一回答形式で聞いたところ、「無香料タイプ」25.6％、「微香性タイプ」50.0％、「フレグランスタイプ」24.4％という結果となりました。次に『香りがあるタイプ』（「微香性タイプ」または「フレグランスタイプ」）を選択した134名に、体臭消臭剤の好きな香りを複数回答形式で聞いたところ、1位「石鹸」56.0％、2位「グレープフルーツ」54.5％、3位「レモン」50.0％、4位「ローズ」38.1％、5位「オレンジ」35.1％となり、お風呂上がりをイメージさせる「石鹸」や、さわやかさを演出できる「柑橘系」の香りに人気が集まることがわかりました。
8. 体臭消臭剤に追加されると魅力が増す機能は、UV対策効果と身体にやさしい成分が同率トップ
現在体臭消臭剤を使っていると回答した180名（女性）に対し、体臭消臭剤に付け加えたら魅力が増す効果や機能について複数回答形式で聞いたところ、トップになったのは同率で「UV対策効果があること」、「身体にやさしい成分でできていること」76.1％、3位「身体を冷やす効果があること」72.8％、4位「身体がサラサラになること」55.6％、5位「エイジングケア効果があること」51.1％という結果となりました。
最近、天然成分やミネラルでできた化粧品が注目されていますが、今回の体臭消臭剤へのニーズの調査結果においても「身体にやさしい成分」というニーズが高くなる傾向があり、「身体にやさしい成分」という考え方が生活者に浸透し始めている様子がうかがえます。
■■調査概要■■
調査タイトル ：臭いに関する意識調査
調査対象 ：ネットエイジアリサーチのモバイルモニター会員を母集団とする10代～30代の女性
調査対象者内訳：10代：100名、20代：100名、30代：100名
調査期間 ：2009年7月10日～7月14日
調査方法 ：モバイルリサーチ
調査地域 ：全国
有効回答数 ：300サンプル
実施機関 ：ネットエイジア株式会社
■■会社概要■■
会社名 ： 株式会社シーリア総合研究所
代表者名： 代表取締役社長 山崎 智士
設立 ： 平成10年9月
所在地 ： 埼玉県吉川市川藤3895
資本金 ： 1,000万円
業務内容： 化粧品製造に関するコンサルタント事業
インターネットを利用した化粧品業界向け総合マッチング事業
ホームページ： http://www.coreda-bank.com/
